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Stories Log:“Star System”

「Lil'in of raison d'être」の設定用語集。

◈『セカンドステージチルドレン』

通称SSC。超越者とも言われている。人間の姿をしながらも、生命ステータスは極限、或いはそれ以上の数値を叩き出す正体不明の遺伝子を持つ謎の人種。その正体不明の遺伝子、有力な仮説として学者達と政府の中で議論されたのが、日本の富士樹海に落下した謎の小惑星。この小惑星が発現した反物質エネルギーが一因にあると唱える者がいる。


◈『強化人間隔離施設 ニゼロアルカナ』

テクフル政府が発足した、対セカンドステージチルドレン封印特化型機関。オリジナルユベルから採取し作成したレッドチェーンのサルベージ成功によって施設運営が確率化。SSCを次々捕獲する事に成功していたが、サリューラス・アルシオンの誕生によってフェーダの攻撃は過激化し、最終的にラティナパルルガ大陸所在の総本部が陥落。二ゼロアルカナ及び、SSC対策施設はこの世界から抹消された。


◈『剣戟軍』

ラティナパルルガ大陸、ユレイノルド大陸始め、この世界の平和と調和に撹乱を発生させる者を取り締まる即席機動部隊、及び大規模軍事機関。警察としての機能と武力としての機能。大きく分けて上記2つの組織が“この世界”の安寧を守護する。

特に武力行使の際には、手段を問わずあらゆる手を使用して目標となる外敵の駆除作戦を実行。陸海空、全てのフィールドに展開可能な作戦を即座に立案。長らく軍事機関としての機能を成していなかったが、突如発生したセカンドステージチルドレンにより、平民は日常でよく耳にする機関として再認知。アンチSゲノムブッシュを装填した特殊武器を無制限使用許可されており、この世界で唯一フェーダを制する事が可能な職能集団だった。全ては、サリューラスの登場で一変する。



◈『アンチSゲノムブッシュ』

セカンドステージチルドレンの遺伝子情報に搭載されているSSC遺伝子。その超次元的な能力を無力化する事が可能。アンチエネルギーを受けた超越者は一気に力が抜け、自力での歩行が困難になる程の強烈な身体的ダメージを負う。

当該兵器はオリジナルユベルの細胞粒子から精製した特殊アンプル。そのマザーコピーからサルベージしていき、アンプルの量産化を開始。フェーダ殲滅計画として最重要事項に値している。既存の兵器にアンチSゲノムブッシュを搭載させ、フェーダの力を奪う。これにはフェーダも警戒を強化している。


◈『フェーダ』

セカンドステージチルドレンのみで構成された対人類反抗組織。主な目的は人類が作り上げた文明の崩壊、重要経済拠点の破壊、そして囚われた仲間達の救出。人類に対して深い復讐心を抱いており、それが原動力となり様々な場面に於いて個人個人の力が遺憾無く発揮されている。


◈『エゼルディ』

フェーダが人類から奪取した全翼大型航空爆撃機。ステルス性能を完備されており、戦闘力は申し分無い。更にフェーダによる魔改造も行われ、戦闘面、補助面、様々な作戦時に即座対応可能な無敵の機体へと成り果てた。


◈『ロレンチーニサイト』

エゼルディに搭載されていたレーダーサイトをフェーダが魔改造。自分達のSSC遺伝子を書き加える事で、この世界に散ったセカンドステージチルドレンを捜索する事を可能にした。このロレンチーニサイトのおかげでサリューラスを始めとする多くのニゼロアルカナ収容超越者がシグナルを発信。救出をする事ができた。



◈『アドバンスド・ユダ・フォート』

トリカノン海域のカデシュ・シーにて航行中のラティナパルルガ政府直轄巨大空母戦艦。並びにレッドチェーン生産工場メインラインとしての機能も果たしている。メインラインにはアンチSゲノムブッシュ精製元である、オリジナルユベルのマザーコピーが保存されており、人類としては非常に重要な拠点。マザーコピーには鮮度がある。即ち日程が経過すればする程能力の価値は低下し意味の無いものとなる。マザーコピーはそうしたアンチSゲノムブッシュの能力供給エリアとして機能している。その事から当該艦周辺領域は、常時警戒システムが最大レベル、つまり関係者以外の許可の無い立ち入りは問答無用で攻撃行動へとシークエンス。“帝国艦”とも呼ばれる剣戟軍の最高戦力を結集させた移動型海上軍事拠点だ。


◈『カタパルト式自律稼働型限定兵器ジャガーノートグレイブ』

アドバンスドユダフォートが最高警戒レベルに到達し、外敵への自律攻撃では無力だと判断された際に、艦の防衛システム自らが投入する最後の兵器。セカンドステージチルドレンを無力にさせるアンチSゲノムブッシュを新鮮な形で補填が可能。


◈『レッドチェーン』

赤い鎖プロジェクトとして発案され最終的にはレッドチェーンへと名称が変更された。マザーコピーから精製されたアンチSゲノムブッシュは、最初は勿論小さな粒子状である。これを物質的なものにしようと立案されたのが、赤い鎖プロジェクト。そのプロトタイプとして完成したのが本作。


◈『超越の帝劇』

かつて、フェーダ内で起きた内乱の総称。セカンドステージチルドレンの純血盟一家“アルシオン”を仲間に迎え入れた以降、アルシオンの家族間で軋轢が生じ始める。ニーディールとエレリア。アルシオンの夫婦が対立を顕にし、フェーダオリジナルメンバーも互いの主張に寄り添い、分断が発生。

『ニーディール派/玉唇派』『エレリア派/桜唇派』の戦いは熾烈を極め、最終的にエレリア派が敗北。その際エレリア、デュルーパー、マディセント他、そしてフェーダメンバーが死亡。残されたニーディール、ヴィアーセント、スターセントの生き残ったアルシオン達が、今後のフェーダを支配していった。


◈『ユベル・アルシオン』

胎芽。


◈『マースレス、フレイジア、ジュエング』

?????


◈『ライファーズアイ』

セカンドステージチルドレンは対象生物の限界値を読み取る事が可能。限界値、というのは主に成長段階を意味している。“この生物はこのレベルまでしか発育出来ない”といったように、SSCには予めリミットを熟知できる為それに応じた能力の鍛錬に望む事が可能。


◈『スフィアインビジブル』

不可侵透明防御膜。フェーダ及び、セカンドステージチルドレンが発現可能な特殊能力。その名の通り、透明なシールドを生成し外敵の行動域を激減させる封鎖的な膜を作る。その膜は外敵一人一人に対応可能。大規模な物から小規模な物まで、作戦系統によって膜生成方法は変更が効く。


◈『逃避夢』

セカンドステージチルドレンが時折見る夢。その夢の中には、個人個人に関係する者が“使い”として現れる。その使者が現れる理由は不明。


◈『エスケープシリンダー』

エゼルディに搭載されている脱出用突撃兵器。エゼルディ連絡通路から射出され、目標ポイントへの激突を敢行。突き刺さった所とはブリッジチューブで繋がり、強制的に外部とのコンタクトを可能にする。対応距離は100m。だが100mギリギリの使用には、それ相応のリスクを伴う。エゼルディと突撃ポイントの安定性を重視しなければ装甲が破損。よって、安全性の高い距離を考慮すると90mが限界かと思われる。


◈『ジェノサイドフェーダ』

律歴4219年12月7日。ラティナパルルガ大陸の最大都市として鎮座する王都ツインサイドをフェーダが襲撃した事件の総称。フェーダ側は『オペレーションプラクセディス』として作戦展開。セカンドステージチルドレンへの迫害を閣議決定した世界国家首脳会議、大陸の代表者が一同に会す、大元への復讐劇だ。アンチSゲノムブッシュ搭載の都市防護膜レッドテラフォーミングをアドバンスドユダフォートにて奪取したツァーリ・ハーモニーが本懐。超越者の侵入を許す。

多くの平民を戦争の巻き添えにし、無差別攻撃を実行。大都市ツインサイドを壊滅に追い込み、ほぼ全ての兵士並びに住民・観光民、そして政府関係者が死亡。ツインサイドには戦争に使用されたSゲノムが多量に蔓延した。


◈『ユメクイ』

セカンドステージチルドレンの脳内に現れる逃避夢。その逃避夢には『ドリームウォーカー』が来訪し助言を与える。そのドリームウォーカーの力を我がものにしようとするのがユメクイ達。

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