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はじめまして、日本語でお願いします。

突然柔らかい湯船から押し出され、窮屈な道の先に光が見えた。

「△△△△、◯◯◯◯!」

「◯◯◯◯◯!!」

周りで誰かの声がする、視界がぼやけ何を言っているのか聞き取れなかったけど随分と賑やかな雰囲気なのは声の抑揚で理解が出来た。


何かのイベントなんだろうか?次第に眼は慣れてきたけど何故か首がうまく動かない、仕方なく視線を動かし周囲を見ようとしたとき、突然目の前に女性の顔が現れた。


「あっ、だっ」


今置かれている状況が飲み込めず、困惑のあまり咄嗟に口から言葉が出なかった。

こちらを覗くようにして見つめる女性に対して、どう反応していいのか分からず放心状態で見つめ返していると周りがザワ付き始める。


「□□□□□?」

「△△△△、△△△△?」


僕の顔を覗き込んでいた若い女性が隣に立っていた妙齢の女性に何かを話しかけると、妙齢の女性は僕の口元に耳を近づけ、次に口を前に手のひらを出し





 僕はステータスを自由に振り分けられるゲームが好きだ。

MMOと呼ばれるマルチオンラインゲームで万能型を目指してソロプレイを可能にしたり、特化型にしてパーティープレイでの役割をもたせたり、自分に合う遊び方を模索するのが楽しくて何年も遊んだ事があった。

だけど、初見プレイのゲームでの死が現実世界での死を意味する場合、特化型という取り返しの付かない育成方法をするだろうか。


火力特化で紙装甲、素早く動けない固定砲台、接敵されたら終わる支援特化。字面だけ見ればロマンだけど、ゲーム世界での知識が無ければ少なくとも僕は職業に合わせた万能型になる。


そんな安定志向の僕がこの世界でも超極端な特化型になったのは、紛れもなく前世の記憶が残っていたせいだった。

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