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4話 別の感情

俺はその後逃げるように部屋へと向かった。


俺は部屋へと入り、時計を確認すると2時を回ったところだった。

寝みぃから昼寝すっかな。

そして俺はベッドに横になり夢の世界へと落ちていった。


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

私は夕食の仕込みをしながら時計を見た。


(あれ、もう6時半か。でもお兄ちゃんこの時間になるといつもお風呂洗いに部屋から出るよね?どうしたんだろう。ま、いっか。お風呂洗ってあげよ!ふふ、そしたらお兄ちゃんにさっきみたいに頭なでなでしてもらいながらお礼言われるかな)


そう思うとお風呂洗うのを頑張ろう!ってなる。

お兄ちゃんからされる頭なでなでは本当に気持ちいい。なんか包まれてるような気分になって安心して眠たくなったりする。なでなでのスペシャリスト、お兄ちゃんはなでシャリストなのである。そんな優しいお兄ちゃんのことを私は兄弟として家族としてとても大好きだ。




だったのだけれど、




今日助けられてまた”別の感情”が生まれてきてしまった。


家族としてではない。別の”好き”が生まれてきてしまったのだ。


私のことを助けてくれたその後にお姫様抱っこしながら走ってるお兄ちゃんにはさすがにクラっときてしまった。





(よりにもよってお兄ちゃんに…確かにメガネを取って髪をサッパリさせればかっこいいし、優しいけどこんな気持ちになったことは今まで一度もない。

なのにー!ギャップはずるいよ〜!いつもはぼーっとしてて頼りないのに!

…今日のお兄ちゃんかっこよかったなぁ…)


私は大きなため息をつき、お風呂を洗いに行った。





4話目にして、もう恋落ち。

ちょっと早すぎたかなw

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