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23話 校外学習とその後6

「てめぇ!俺の彼女に何してやがる!そいつから離れろおぉぉぉぉ!」


俺は大声で叫んだ。なるべく周りの皆が聞こえるように。


「え?どうしたの?ってあれ見て!柄の悪そうな人達が女の子の腕掴んでるわ!」


「わ!本当だわ!早く店員さん呼ばないと!」


そうすればきっとこうなると思っていた。


「くっ!おい!一旦ここは逃げるぞ!」


山田 泰司が花田剛に言う。


「ぐっ、確かにこれ以上騒ぎになったら退学になりかねないな。分かった」


そう言って2人は人が少ない方へと逃げていった。




──ふう、何とか難を逃れたか。未だに周りの人がジロジロ見ていて恥ずかしい…


そう思っていると西園寺さんがとことこと俺の方に歩いてきた。


そして手を握ってきて──


「は、早く行こ!皆見てて……その、恥ずかしいから」


顔を赤くして俯きながらそう言った彼女がかわいすぎて俺は


「あ、ああ……」


と、そんな言葉しか言うことは出来なかった。

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