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22話 校外学習とその後5

服を買った後、西園寺さんがちょんちょんとつついてきた。


「どうした?」


西園寺さんはもじもじしながらある場所を指さした。


「あぁ、トイレか。そんなに恥ずがしがらなくていいのに」


「でも、なんかちょっと恥ずかしいじゃん!」


「そうか?まあ、いいよ。行ってきなよ。俺はあそこに座ってるから」


俺は店内にあるベンチらしきものを指さした。


「分かった!じゃあ、ちょっと行ってくる!」


そう言って西園寺さん早歩きで向かっていった。



……

………



あれ?遅いな。10分は経ってるぞ?お腹痛い?でもそんな様子は無かったし……。ちょっと行ってみるか?


俺のところからはトイレが死角になっていて見えない。


少し心配になった俺はトイレに向かった。


するとそこには花田 剛(10話にちらっとでてきた。妹の手を掴んでいた奴)と山田 泰司(10話にry)がいた。


「西園寺〜?今からあいつのこと庇ったことを撤回するって言うならこの手離してやるよ?」


「かわいいんだからあんな陰キャとつるんでないで俺たちと遊ぼうぜ?な?」


そこには妹を掴んでいた時と同じ汚らわしい手と違う汚らわしい手が西園寺さんの腕を掴んでいた。


「や、やめて!」


そう彼女が叫んだ。

その声が聞こえた瞬間俺は飛び出し人が多いこのでかい店の中で俺はそいつらを指さし大声で叫んだ。


「てめぇ!俺の彼女に何してやがる!そいつから離れろおぉぉぉぉ!」

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