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2話 俺の好きな…

入学初日は授業はなく入学式や係決めなどが行われた。最初の学校ということで十二時前には帰れた。その日は結局誰からも話をされず、中学校のように放課後、一緒に話して帰る友達もいなかったので、俺はすぐに妹が待っている家へと帰った。


「ただいまぁー」

「お兄ちゃんおかえりー!」


そう言えば妹が美少女ということの紹介だけして名前を言うのがまだだったな。

もし拾って下さいと捨て猫の様にいたならば100人中100人全員拾うに違いないこの超絶美少女&スタイル抜群、更には人当たりも良い、今の俺とは似ても似つかない妹の名前は日暮空ひぐれそら


空はちょうど昼食を作っていた。おいおい…しかも料理も出来るって…最強かよ。


俺達の両親は現在共働きで両方とも遠くに出張に行っていて俺たちが小さい頃から家にはいない。正月らへんしかうちにはいない。というか正月も家にいたらラッキーというくらいだ。


「空、今日のご飯何?」

「お兄ちゃんの大好きなカルボナーラだよ!」

「マジか!うっひょー最高っすわ!」


そう!全パスタの頂点に立つと言っても過言ではない俺の大好物!カルボヌァールァ!特に俺は胡椒が効いたカルボナーラが大好物だ。胡椒と卵の風味漂うクリームの掛け合わせは最高で最強だ。あの良さが分からないのであればそれは舌がどうにかしてるぜ!


ピピピピ ピピピピ ピピピピ プチ


お?麺を茹で終わったんだな。よし取り皿とフォークとスプーンを用意しよう。あ、あとコーラ!


「お兄ちゃん出来たよー!」

「ひゃっほい!美味そう!あ、そうだコーラグラスに注いだから乾杯しようぜ。」


「「カンパーイ!」」


ゴクゴク プハァー!


いや、もう最高!カルボナーラを食べながらコーラを飲む。これ至福のひととき。


「お兄ちゃん、カルボナーラの味どう?」

「やばい!美味すぎてフォークが止まらない!」

「なんか箸が止まらないとはよく聞くけどフォークが止まらないってあんまり聞かないね」

「言われてみればそうだな」


いや、しかし妹が作ったカルボナーラ美味しいな!正直色んなお店とかでカルボナーラ食べたけど結局妹のがいちばん美味しいんだよな。


ずっと食べてたいな。あ、でも大人になって妹が結婚したらもう食べれなくなっちゃうのか。マジかー、やだなー。一ヶ月に一回、俺にカルボナーラ作りに来てくれないかな。いや、一週間に一回。


カルボナーラを食べながら日暮匠はそんなことを思っていた。















小説面白いなと思っていただけたら是非とも感想とポイント評価よろしくお願いします!それが僕のモチベーションアップに繋がります。よろしくお願いします!

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