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既読スルー猫

作者: メタオ

はじめて投稿しました。ショートショートです。

少しずつ上手く書けるようになっていきたいです。

 私はラインで既読スルーする時、猫になっているのよ。

 猫そのもの、というよりは猫の様に自由で奔放になっているの。

 だって、猫って自分の都合がいい時にしか人に寄りつかないでしょ。

 猫になると私は周りに流されず、自然と一体になれるの。そのせいで、人から嫌がられたり、時には私から離れていってしまう人もいるけれど、かまわないわ。

 私は猫のように孤独を受け入れているのだもの。変わらないし、変われないもの。

 私は猫になるのが合っているの。

 死ぬ時だって、家から姿を消して、家族に死に際を見せない猫のように、ひっそりと一人で死んでいきたい。

 そうやって、自分が与えられた生を感じていたいの。

 私を、淋しい人間なんて決めつけないでね。まぁ淋しいと思われても平気だし、かまわないのだけれど。

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