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勇者が死ぬのは悪いわけがない!!  作者: 如月しう
第3章王家の人間の独裁主義を許すわけがない!!
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第16話 こんなくそ裁判が許されるわけがない!!

如月さん正直に言って第16話を間違って消してしまって書き直しをしていたため前書きのネタを考える事と余力がほとんどありません。ということで、第16話、お楽しみください!

俺たちは性格ひねくれくそ王子とくだらない口喧嘩をしたところで、アイリスはもう多分使い物にならないだろう。

いや、良いのだが。それにしても俺は勝てる気がしない。


「これよりスズキケイゴ氏とそのパーティメンバーの国家転覆罪の裁判2日目を行う。

裁判長は私、ソルが行う。

よろしく。今日は1日目の続きから始めたいと思う。

スズキケイゴ被告、証拠はあるのか?」


「そう言われてもさーおっさん。

俺、牢屋から出れないから俺が用意もくそもねぇんだよ。

しかもここのお国はまともな調査もしねぇんだ。」


「おーい!ケイゴー!!例のヤツ!調べてもらってきたぞ!」


誰?


「誰だよー!人がいっぱいで誰だかわからねーから前来てくれねぇか?それじゃおれ死刑になっちまうからさー!」


「んだよめんどくせぇな!ほれ!みんな行こぅぜ!」


裁判所の中にゾロゾロとアラズンの街の冒険者とギルドの人、

そして、アズラン警察本部の人がいる。

あれ、俺勝てんじゃね?


「警察の人、例の調査はできてるよな?頼むぜ。」


「ほんと、なんでこの人達のために私たち振り回されなきゃいけないんだか…はい。」


「外部の者、これは何だ?」


「ケイゴが言ってなかったか?根拠とかなんとかって。」


「あぁ、言っておった。

スズキケイゴ氏は牢屋の外に出ることが不可能であったから自分でそれを確かめるのは不可能であったのだな。

渡すことを許可する。」


「ソル裁判長、それは法律上ダメではないのでしょうか?」


「クロナよ、お前なら知っておるだろう。

このままでは判決を下すことは出来ないと。

いくら法律とはいえ、判決を下せない場合は例外だ。」


「確かにそうですね。では、ソル裁判長、

私たちはこれをお調べしてきます。」


「うむ、一旦裁判を中止し、クロナが戻り次第裁判を開始する。」


「なぁ、ソルのおっさん。あんた、クビにされるかもしれねぇよ?」


「それは本当か?」


「ホントだって。俺が嘘をつくとでも思うのか?」


「うん。思う。」


「なんでだよ!

そこの聖鳥ムクドリホークとか何とかに聞いてみろよ。」


「この人は嘘ついてないぜ。ソルのおっさん。」


「本当か?何故だ?何故それを知っている?」


「いや、俺らが、牢屋に閉じ込められているあいだに

王子がきたんだ

それで『ソルのおっさんを裁判官から外す』

とかなんとかって言ってたぞ?」


「本当か?だがな、

私はそのようなことには屈しはせぬわ。

いつも平等に判決を下すことがわしの仕事だ。

だからわしはクビになっても構わん。

貯金もたらふくあるしのう。」


「お、おう。ならよかった。」



「ソル裁判長、調査が終わりしました。

差し出されたものは守護結界のボス部屋保存魔法の一部で、

彼等がゲージスと戦いそうになった形跡はありましたが、

一切ゲージスには傷をつけていないということとゲージスはこの部屋で彼らがいる時に倒れたという事だけは分かったのですが、

どうやって倒れたのかはどうしても分かりません。

スズキケイゴさん、教えて貰えないでしょうか?」


「あいつが仕掛けた罠で勝手に死んだ。

変なトゲなかったか?それで死んでた。

だせぇと思った。それだけです。」


「彼は嘘をついていません。」


「そ、そうですか。分かりました。

私はもう彼に勝てる気がしません。

それに、

私たち王家と王家側近の者達が勝手に舞い上がっていただけなので彼の無罪を私達も主張します。以上です。」


「両者、もう話すことは無いな?

では、判決を下す。スズキケイゴ被告はむざ…」


なんだ?

なんで何も喋らない?

早く無罪って言えよおっさん。もう決まってるんだろ?


???


何者かの、気配がする?何だ?


あれは、王子?いや、目の色が違う…


嫌でも、王家特権の何かがあるのだろう。

それで俺を死刑と言わせるように目で語ってるのか。


結局これかよ。


「すまぬ…し、死刑…」


知ってた。やっぱりこんなのおかしいよな、クソ王子。


しかもなんでこんなに俺のこと憎んでんだ?

それだけでもいいから知りてぇわ。


「おい!なんでだよ!

どっちも無罪を主張してんだから無罪でいいじゃねぇか!」


「そうだそうだ!」


「そうです!彼らは無罪です!

両者無罪を主張しているではないですか!

しっかりしてください!ソル裁判長!」


「おいおっさん!

いや、ソル裁判長!

お前平等とかどこいった!両者同じ意見ならそれでいいだろ!」


「…前言、撤回……スズキ…ケイゴ…ひこ…くは…無罪…王家は…賠償金をス…ズキケイゴ氏に支払うことを…命ずる…」



カン!!



か、勝った、のか?


負け確定かと思った、俺らが!勝ったのか?


「「「やったあ!ケイゴさんケイゴさん!私たちやりましたよ!というかケイゴさんがやりましたよ!」」」


「ケイゴさんが、私に秘密兵器があるから黙ってろと言って黙ってたらやっぱり勝ってた!」


「そうだろアイリス!

俺の言うこと聞いてくれてサンキューな!」


「そうそう、

これだから私たちのパーティのリーダーは頼れるのです!

見よ!これが我らがリーダースズキケイゴだ!」


「照れるだろシャルル!」


「あぁ、本当に凄かったケイゴ。

改めて感謝の言葉を言わせてくれ、ありがとう。」


「そんなに肩苦しくなくてもいいんだ!でも、

どういたしまして、チェリー!!」


「ケイゴ!!俺らやったよ!」


「これ勝てたのはお前達のおかげだ!ウェーブ!

それにアラズンのみんな!」


「スズキケイゴさん、先程までは本当にすまなかった。

王家と王家側近を代表して私が謝罪する。」


「いいんだ、クロナさん。

仕事だったんだろ?なら仕方ない。これからもよろしくな。」


「あぁ、こちらこそよろしくな。」


「ソル裁判長!あんた本当にすげえよ!

あれに耐えれたんだろ!あれに耐えてくれてありがとうな!」


「いや、お主が平等云々言ってくれなかったら今頃お主は死刑だっただろう。

耐えさせたのはお主の言葉じゃ。

大切なことを思い出させてくれてありがとうな。

スズキケイゴ。お主には感謝する。」


「照れるなぁ…」


そんなふうにみんなと話して改めて協力してくれた人、

戦う相手になった人、

一緒に騒いだりした仲間、

全員を見て思った。


『俺、異世界に来てよかった!!』と。


第16話こんなくそ裁判が許されるわけがない!! 完

え、終わりが『〜がない!!』じゃない?だって?如月さん正直に言って『〜がない!!』だとなんかつまらんなとも思ったし、これまで見てくださっている人にも本当は感謝を伝えたかったのですがね(笑)でも考えている時に、感謝を言うのは最終話にしようと思ったのですよ。ムードが最終話みたいになってますけどね(笑)というわけで第17話も、お楽しみに!

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