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※イケメン視点


最初はちょっとした出来心だった。

電車に乗っていた時、目の前の女の子のリュックに、俺の大好きなキャラクターのストラップが付いていた。

だがそのストラップの付け根はもう少しで取れそうになっていた。

触ったらどうなるかな。

ホームに降りた時なんとなく触ってみたら、案の定取れてしまった。

どうしよう、これ…そうだ、落としたことにしよう。


そう思って彼女に話しかけた。

振り返ると彼女は驚いた様子で、俺の顔を見て、えっイケメン…と呟くのが聞こえた。

自慢じゃないが、言われ慣れている。

だがこんな風に初対面の女の子に言われると思っていなかったので少々面食らった。


彼女にストラップのことを話すとものすごい勢いで感謝された。

だが、実際に取ったのは俺だ。

若干の罪悪感から、ストラップから目を離して、彼女の目を見据えることはできなかった。


話しているうちに面白い子だな、と思った。

元気でちょこまかしている様子が、どこか小動物に似ている。

連絡先を交換してくれと言われたので喜んでした。

この子といると飽きなさそうだな、となんとなく直感で思ったからだ。


連絡先を交換したあとの笑顔は特に可愛かった。

そのまま伝えると、うっ…と言いながら鼻を押さえはじめて、ちょっと面白かった。



そのまま連絡を続けて、今度彼女と会う約束をした。

今度はどんな面白い行動をしてくれるか楽しみだ。

次話だいぶ先かもしれないです

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