芦の祭 8
改編版『ハムレット』は、ハムレット王子が城内に夜な夜な現れるという幽霊を退治しに行き、そこで亡き父である国王の幽霊に出会ったところから物語は始まる。
ハムレットは、父に何故幽霊としてさ迷い歩くのかを訊ねる。
すると、「私は、国王になった(ハムレットの叔父にあたる)クローディアスの策略で殺されたのだ」と、父は話し出す。
殺された理由は、クローディアスが密かに恋していたハムレットの母であるガートルードと結婚するためだ。
そして、クローディアスは望み通りガートルードと結婚し、王位にもついた。
父はその怒りと憎しみから、今は地縛霊としてさ迷っているのだと話す。
それを聞いたハムレットは、父のためにクローディアスを断罪することを父と約束する。
その後、クロ―ディアスが父を殺したという証拠をつかむため、クローディアスの周辺を探るハムレットだったが、そのことにクローディアスが気付き、クローディアスはハムレットを罠にかけて殺そうとする。
しかし、その罠にかかったのはハムレットではなく、ハムレットの恋人であるオフィーリア。
彼女は、ハムレットの目の前で亡くなってしまう。
その事で、さらに復讐心を燃やすハムレット。
その後、策略の全容がわかったハムレットは、証拠の品を手に入れるために母のガートルードに協力をもちかける。
ガートルードは、クローディアスが元夫を殺したなど冗談だと信じなかったが、協力を受け入れ、ハムレットは証拠の品を手にいれる。
そして、その証拠をハムレットはクローディアスに突きつけ、とうとうクローディアスは自白する。
そのやり取りをこっそりと聞いていたガートルードは、二人の前に飛び出し、自責の念で自害してしまう。
それを見たクローディアスは、ハムレットに逆上し、二人で剣を交えることとなる。
お久しぶりです。また亀足で更新しております。
長期休暇のGWと言われてニュースが流れているのを何気なく見ていたんですが、気が付けば平成から令和になっていました(苦笑)。
平成でも令和でも、変わらずちまちま更新ですが、よろしくお願いいたします。
劇の台本を詳しくしようとも思ったのですが、話を進めることが最優先なので簡素にしています。




