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自己紹介であだ名決め!?

自己紹介いっきまーす。

~side miu~


「じゃあ、今から1人ずつ自己紹介をしてもらう!」


ただいま始業式が始まるちょっと前の時間です。


「.....がただ名前を言うだけじゃつまらないから

 名前とついでに中学校の時に呼ばれてたあだ名を言ってくれ。

 今日からそのあだ名で呼ぶこととする。あだ名がないやつは俺が簡単に決めてやる!」


......あだ名とか必要なのかな?

てゆーか、始業式前にやること?

終わってからゆっくりやったらいいのに。

いきなりとか無理だよ......。


「じゃあ、まずはおれから自己紹介する!

 俺はBBクラスの担任に選ばれた成瀬なるせ 慶一けいいちだ!」


「せんせーそれさっき教室に入ってきたときも聞きましたー。だから皆知ってまーす。」

と1人の男の子が言った。


「あ、そうか.....。

 じゃあ、1番から名前とあだ名を言っていってくれ。」

と先生は椅子に座った。


シーン


「あれ?」


「せんせー1番いませーん。」


「お、おう。そうか.......。

 じゃあ、2番から自己紹介してくれ。」


「はい。」

と最初に男のが立った。


「2番、和泉いずみ がくです。

 中学校の時はあだ名じゃなく普通に”がく”って呼ばれていました。」


和泉くんの印象メガネをかけていて賢そう。

なんか学級委員のイメージ。


「3番、かがみ 響也きょうやです。

 中学校の時のあだ名は特にありません。」


鏡くんの印象はクールで無口。


「違うよ~♪

 きょうやんはね~中学校ん時女の子からきょうちゃんて呼ばれてたんだよ~♪」

と1人の男の子が立ち上がり言った。


「ちょ!おま!」

 

「だからねあだ名はきょうちゃんだよ~♪あ。きょうやんでもいいよね~♪♪」


「お、おい.....勝手に......。」


「じゃ、きょうちゃんで決まりだな。」

と先生が言った。


「まじすか......。」


可哀想に.....。


「おーい次はー?」


次誰だろ?

と思っていると後ろから肩を叩かれた。


「はい?」


私は後ろを振り向いた。


「次あなたじゃないの?」

と言われた。


「へ?」


「だから次あなたよ。」


私は前を見ると先生がこっちを見ていた。

ついでに周りの人たちもこっちを見ていた。


わ、私か.....!?


私は勢いよく立ちあがった。


「あ、わ、私は如月きさらぎ 美雨みうです!

 中学校の時は美雨とみーちゃんとか呼ばれてました!」

と自己紹介をした。


するとコソコソとあの子可愛いと言っている声が聞こえた。


ん?誰が可愛いんだろ?

このクラス皆可愛い子や美人な子ばっかだから誰の事いってるかまったくわかんない。


私は疑問を持ちながら席についた。


「5番、木徳きとく 沙羅さらです。」


あ、さっきの教えてくれた人.....。

木徳さんて言うんだ.....。

しかし木徳さん美人だなぁ.....。


「あだ名は.....?」


「あだ名なんかありません。普通に沙羅って呼ばれてました。」


木徳さんの印象は美人だけどなんか気強そう。

クール系美人というイメージ。


「そ、そか.....。」


先生なんか落ち込んでるよ......。


「 6番、久藤(くどう) 美月(みつき)です。

中学校の時はあだ名じゃなくて美月って呼ばれていました。」


久藤さんの印象はクール系美人で優しそう。

木徳さんをちょっと柔らかくした感じかなぁ。


「7番、佐伯(さえき) 未玖(みく)でーす♪

中学校の時はみくろんて呼ばれていましたー♪

あ。未玖って呼んでもいいですよー♪♪」


佐伯さんの印象はとても明るくて元気がいい。

佐伯さんは美人と言うか可愛い系の分類に入るかなぁ。


「8番、桜木(さくらぎ) 春花(はるか)です。

中学校の時 はるちゃんって呼ばれていました.......。」


桜木さんの印象は背がちっちゃくて小動物みたいで可愛い。

身長が低い。

まあ、私が言えることじゃないけどね.......。


「9番、笹原(ささはら) 瑠架(るか)でーす。

瑠璃の双子の弟でーす。

普通に瑠架って呼んで下さ~い。」


「10番、笹原(ささはら) 瑠璃(るり)でーす。瑠架の双子の姉でーす。

私も普通に瑠璃って呼んで下さ~い。」


双子なんだぁ.......。

瑠架くんはかっこいいし、瑠璃ちゃんは可愛いし。

ホントにいるんだなぁ。

美男と美女の双子って。

てゆーか、2人も笑顔が可愛い。


「11番、篠原(しのはら) (りょう)です。

中学校の時涼って呼ばれてました。」


篠原くんの印象は取り敢えず大人しい。


「12番、城之内(じょうのうち) 彩女(あやめ)と申します。

中学時代は彩女姫と呼ばれていたので皆様も遠慮なく呼んでくださって構わないわよ。」


城之内さんの印象お嬢様!しかないなぁ。


「あはは......。」

と先生苦笑いした。


いや、先生顔引きつってますよ。

確実に引いてるでしょ。

ついでに皆も引いてるし.......。


「13番、神條(しんじょう) 隼人(はやと)です。

まあ、あだ名とかないんで普通に隼人でお願いします。」


神條くんの印象はだるそう。

何事にも適当そうってゆうイメージがつくんだけど......。


「次俺ー!14番!(たちばな) 優希(ゆうき)でーっす♪

中学校ん時はたっちーとかゆっきーって呼ばれてましたー♪

あ。呼びたい方は優希でも可☆」

と橘くんはウインクをして言った。


橘くんの印象は取り敢えず明るいしかないや。

クラスのムードメーカーになりそう。


「15番、南雲(なぐも) 涼太(りょうた)ですっ♪

中学校の時は涼ちんって呼ばれてたんだよ~♪♪

後バスケバカとも呼ばれてたかなぁー♪」


あ。さっきの和泉くんの自己紹介で和泉くんの中学校の時のあだ名を暴露した人だ。

南雲くんの印象はかっこいいよりかわいいかなぁ。後あだ名の通りバスケできそう。


「ちなみに~きょうやんとは幼馴染なんだよ~♪」


きょうやんとは鏡くんのことである。


「涼。お前なぁ。

いちいちそんな報告いらねーだろ。」


「いや、なんとなく~♪」


「なんとなくで言うな。」


「ごめんちゃーい♪」


「16番、花園(はなぞの) 美玲(みれい)です。

中学校の時は美玲って呼ばれていました。」


花園さんの印象は清楚で優しいそうかなぁ。


「17番、春風(はるかぜ) 舞花(まいか)です。

中学校の時はなぜか舞花姫って呼ばれていました。

なんかごめんなさい。」


なんで謝る......?

春風さんの印象はふわふわした感じで優しいそう。

お人形さんみたいでまさにお姫様!ってイメージ。


「18番、姫野(ひめの) 百合亜(ゆりあ)です。

中学校の時は姫とかゆりちゃんて呼ばれてました。」


姫野さんの印象は大人しそう。

春風さんはかわいい系のお姫様だったけど姫野さんは美人系のお姫様ってイメージ。


「19番、三崎(みさき) 杏奈(あんな)でーす。

杏奈って呼んでね~♪♪」


三崎さんの印象は明るいしかでてこないや。


「20番、室川(むろかわ) 啓太 (けいた)でーす。

中学校の時は啓太だったんで啓太って呼んでくださーい。」


室川くんの印象はクールかな。


「21番、八雲(やぐも) 波人(なみと)でーす♪

中学校の時はなみだったんでなみって呼んでくださーい♪♪」


八雲くんの印象はとにかくかわいい。

南雲くんはちょっとかっこいいが入ったかわいい系男子だったけど八雲はかわいいしかない!って感じ。

男の子なのに......。


「これで以上だな.......。」


これで以上か.......。

長かったなぁ.......。

てゆーか、女子11人と男子10人て全員で21人しかいないじゃん。

少ないなぁ.......。

女子の方が1人の多いし。


そんなことを思いながらウトウトし寝ようとした。

すると......。


ガラッ


前の扉が開いた。


ん?


「遅れてすいませーん。」


男の子が入ってきた。


すると......


「「きゃーーーー!」」


入ってきた瞬間女子の奇声が聞こえた。

その声で私は一気に目が覚めた。


う、うるさい......。

どしたの......?


「お前遅いぞ。お前以外自己紹介終わったぞ。」


あ、誰か遅刻したのか。


「まじっすかー。」


「まじだ。お前も適当でいいから自己紹介しろ。」


「はーい。」


なんか見た目ちょっとチャラいな.....。

てゆーか、どっかで見たことがあるよーな。

......気のせいか。


「えっとー、雨宮あめみや しゅんでーす。12月24日生まれのA型でーす。」

と自己紹介をする。


喋り方もなんかチャラいよーな。


「で、身長は......。」


「もういい。」


淡々と自己紹介をしていると先生に止められた。


「誰がそこまで紹介しろと言った?」


「だって先生が適当に自己紹介しろって言ったんじゃないっすかー。」


「適当にとは言ったがそこまで紹介はいらん。」


たしかにそこまで自己紹介いらないよね。


「そーですかー?」


「あぁ。もういいお前座れ。」


「はーい。」

と言って自分の席まで行って座った。


よーやく全員が揃った。


なんかこのクラス個性的だなぁ.......。

私このクラスになじめるのかな......?


~side syun~


8時半。

学校に着いた。


クラス表が貼ってあるだろう掲示板を見つけ見に行く。


は?

俺の名前ねーんだけど。


俺はふと掲示板に貼ってあるもう1枚の紙を見た。


”BBクラスの人は別校舎です。間違えないでね☆”

と書いていた。


は?別校舎?


俺はふと窓の外を見た。


ん?

あれか?


俺はもう1つの校舎を見つけた。


俺はとりあえず別校舎に移動した。

そして、上履きに履き替えクラス表を見た。

すると俺の名前があった。

自分のクラスへ向かった。

1年生の教室は3階だから結構遠い。


あー、だりぃ。


そんなこと思っていると教室に着いた。


ガラッ


「遅れてすみませーん。」

とドア開けてそう言った。


すると......。


「「きゃーーーー!」」

と女子のうるさい声が聞こえた。


ちっ。

なんだよ。

うるせーな。


あちらこちらで”かっこいー”だの”やばい、惚れたかもー”だの女子の声が聞こえた。


あー、まじ、うるせー。


そんなこと思っていると......。

「お前遅いぞ。お前以外自己紹介終わったぞ。」

と担任に言われた。



「まじっすかー。」


「まじだ。お前も適当でいいから自己紹介しろ。」


「はーい。」


「えっとー、雨宮あめみや しゅんでーす。12月24日生まれのA型でーす。」

と俺は自己紹介をする。


「で、身長は......。」

と言ったところで.....

「もういい。」

と担任に止められた。


「ん?」


「誰がそこまで紹介しろと言った?」


「だって先生が適当に自己紹介しろって言ったんじゃないっすかー。」


「適当にとは言ったがそこまで紹介はいらん。」


まあ、確かにね。笑

と思いながらも.....


「そーですかー?」

と聞く。


「あぁ。もういいお前座れ。」


「はーい。」

と言って自分の席を確認して自分の席まで行き座った。


「ちっ。」


このクラスめんどくさそうだな。

....と俺は思った。























 

最後まで見てくださりありがとうございます☆

まだまだ続きます。

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