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出会い

ありきたりな出会い方だと思うなぁー

~side miu~


「いってきまーす。」


私は如月(きさらぎ) 美雨(みう)です。

11月31日生まれのO型です。

今日から晴れて高校生になりました。

身長は155cmです。男の子が少し苦手です。

周りからは天然とか鈍感とか言われるけど自分ではそんなこと思っていません!

あ。今日から通う学校柊学園は家から歩いて20分ぐらいのところにあるので歩いて行きます。


「ねぇねぇ、そこの可愛いかーのじょ♪」


ん?


「かーのじょってばー

無視ー?ひどいなぁー。」


誰のことだろ?

無視はしちゃいけないよね。

うん。


「ねー。無視しないでよ。」


肩をポンと叩かれた。


え?

わ、私ですか.......?

え?人違いじゃ.......。

だって可愛いなんて.......。


私はオドオドしながらキョロキョロ周りを見た。

だけど誰もいなかった。


「おぉ~いいね~。

怯えてる感じがまた可愛い~。」


「あ、あの私であってますか?

可愛いって......もしかしたら人違いじゃ.......。」


「人違いって.......。君以外誰もいないじゃん。」


まあ、そーなんですけど.......。


「あれ?もしかして天然ちゃん?俺そーゆー子好きだわー。」


また天然って言われた......。

私天然じゃないんだけどな........。


「まあ、いいじゃん♪

とりあえず行こーよ♪♪」


私は男の人に腕を掴まれた。


「きゃっ.......!は、離してください.......!」


や、やだ......!


「きゃっだって~♪可愛い~♪♪」


私は怖くて俯いた。


「あら~、泣いちゃった~?

泣くなんて可愛い~♪」


「は、離してください.......!」


だ、誰か~


「おい。」


男の人の声が聞こえた。


「ああ?」


私は怖くて俯いていた顔をあげた。

そこには背が高くてミルクティー色の髪をした男の子が立っていた。


あ.......同じ制服だ.......。


その人は私と同じ学校の制服を来ていた。


「その子怯えてんじゃん。

だから離してあげたら?」


「お前には関係ねーだろ?」


「関係ないけどさー.......あ、お巡りさんみーっけ♪」

と男の子は指をさした。


「え?」


男二人が指のさした方見るために後ろを向いた瞬間


「こっち。」

と腕を掴まれ走らされた。


「え?」


「あ!待てお前ら!」


「誰が待つか!ばーか!」

と言い放ち私の腕を掴んだまま走った。


少し走ったとこで足を止めた。


「あんた大丈夫?」


「た、多分大丈夫だと思います.......。」


「そう。ならよかった。」


「あの、ありがとうございました。」


私は深々と頭を下げお礼をした。


「別に。そんな大したことしないから。じゃあ、俺行くわ。」


「あ、本当にありがとうございました。」


すごい背高かったな.......。

同じ学校だしもしかして先輩かな?

そんなことを思い私は学校へ向かった。


~side syun~


あー、だりぃーなー


俺は雨宮(あめみや しゅん

12月24日生まれのA型

身長は178cm

俺は今まで付き合ったことがない。

モテないわけじゃなく結構モテる方で告られたことはある。

だけど、めんどいから全部断ってきた。

今日から俺は高校生だ。

俺は今学校に向かっている途中だった。

すると.......。


「きゃっ.......!は、離してください.......!」


ん?


どこからか女の声が聞こえた。

俺は角を曲がった。

曲がったとこで1人の俯いた女が2人の男に絡まれていた。

その女は俺と同じ学校の制服をきていた。


「きゃっだって~♪可愛い~♪♪」


なんだ。

ナンパか......。

俺は無視して行こうとした。


「あら~、泣いちゃった~?

泣くなんて可愛い~♪」


「は、離してください.......!」


俺はチラッと女の方を見た。

よく見ると女の肩が少し震えていた。


「おい。」


なぜか俺は男たちに声をかけていた。

すると女が俯いていた顔をあげこちらを見た。


「あぁ?」


男達は挑発的な目で俺を見てきた。


お前ら怖くねーよ。

と心の中で思った。


「その子怯えてんじゃん。

だから離してあげたら?」

と俺は言った。


「お前には関係ねーだろ?」

と1人の男が言ってきた。


「関係ないけどさー.......あ、お巡りさんみーっけ♪」

と俺はウソをつき男たちの後ろを指さした。


するとまんまと騙されて男たちは後ろを見た。


ふっ。騙された。


その隙に

「こっち。」

と言い俺は女の腕を掴み走った。


「あ!待てお前ら!」


「誰が待つか!ばーか!」

と言い放ち走り続ける。


女がしんどそうにしたから少し走ったとこで足を止めた。


「あんた大丈夫?」


「た、多分大丈夫だと思います.......。」


なんで敬語?

と思いつつ

「そう。ならよかった。」

と言った。


すると.......

「あの、ありがとうございました。」

と女は深々と頭を下げお礼を言ってきた。


「別に。そんな大したことしてないから。じゃあ、俺行くわ。」

と言い俺はその場を立ち去ろうとした。


「ほ、本当にありがとうございました。」

とさっきより少し大きい声でお礼を言ってきた。


俺はその言葉聞いてそのまま学校へ向かった。


あいつ何年なんだろ?

1年かなー?


見てくれてせんくすー

まだまだ続きまーふ♪

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