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二章 友情か、恋愛か

「よろしくお願いします‼︎」

俺はそう言った。

今日は俺、湊太が中学三年生へ進学する日なのだ。


「ヨロシクオネガイシマス」

小さな声だけど優しそうだ。

拓海、というのか、友達になりたいな。

-これから新しいクラスが始まる-


拓海って優しいなぁ、

いつも黒板消しとか自分からやってるし、

でも時々黒板消し頭に落ちてきたりっw

面白いところもあるんだなぁ。

俺は心の中で思った。

すごい友達になりたいな。


月が流れ、6月...


今年度一番、修学旅行が始まった。

「わあ!楽しみ!」

俺は言った。


あれ?拓海は?

俺は拓海を見失ってしまった。


今日は修学旅行一日目。

今日は拓海と回ろうか、と思っていたら

拓海がいなかった。

俺は友達の壱弥に

「一緒に回ろう!」と声をかけられた。

俺は「いいよ」と言った。

でも、何か違った。


そのあとはたくさん回った。

京都の清水寺や、金閣寺など、

魅力的な場所をたくさん回った。

しかし、いつものような楽しさが出てこない。


あーあ、拓海と行動したかったな〜

と俺は思った。


そのあと、旅館に着いた。

俺は拓海達のグループと同じ部屋だ。

そして夜ーー

恋バナが始まった


俺は好きな人がいない。

だから話さなかった。

他の人もみんなそうだった。

しかし、拓海だけは話した。

「春さんが好きなんだよね」

俺は嬉しかった!

拓海に好きな人がいることが

そして、修学旅行が終わったら、みんなと一緒に拓海を応援した。

拓海と初めてたくさん話したら、

とっても楽しかった!


また楽しいの日々が始まった。

俺には拓海がいる。

修学旅行でたくさん話せたから、

普段もたくさん話していこうと思った。


今日は席替えだった。

拓海となりたいな、

と望んでいたら、なんと、俺の思いは届き、同じ班になった。

仲良くなったから嬉しかった。


時は流れ七月〜


拓海ともすごく心を打ち明けられるほどにもなった。

恋愛の話もたくさんした。

この些細な日々が楽しかった。

あの出来事がなければ、、、


それははっきりと覚えている。

7月7日


俺は春さんに告白された。

俺は一瞬固まった。

「え...」

春さんは拓海ではなく俺のことが好きだったのか。

拓海と恋愛話たくさんしちゃったな。

でも春さんは勇気を出して俺に告白してくれたし、俺も別に悪いとは思ってない。

告白されたのも初めてだし、

でも拓海が一途に追い求めてる人だし。

俺の心の中で様々な葛藤が生まれた。

「俺はどうすればいいんだ?

友情か、恋愛か、どっちを取ればいいんだ?」

ここで俺は選択を間違えてしまったのかもしれない。


この時、俺は恋愛を選んでしまった。

だから、なるべく春とはベタつかず、

いつも通りに接した。

これからどうするべきか?

心の中に大きな不安が残った。


しかし、なぜか

俺たち2人の関係が

噂されてしまったのだ。

これが拓海に渡ってしまったらどうしようという恐怖も芽生えるようになった。


時が流れ、7月26日

なぜか春は学校に来なかった。

家にも帰っていないそうだ。

なぜだ?

家出?いや、するような子じゃない。

じゃあ、誘拐か?


ここで一つ違和感を感じた。

それは、みんなが心配してる中、

春を一番好きだと言ってた拓海が至っていつも通りだったからだ。


俺はやはり拓海が関係していると考えた。

そして、4日後の7月30日、拓海に話しかけた。


「お前、春に何したんだ?」

そして俺は拓海を睨んだ。

拓海はやはり笑顔で、

「何もしてないよ」と言った。


俺は気づいた。

何もしてない?

それは本当に知らない人が言う言葉ではない。

知らない人だったら、

知らないと言うはずだ。

拓海はやはり

春を誘拐したんだな。

俺は拓海を睨んだ。

なんだか焦っている。

そして俺はまた口を開いた。


「俺の春を返せ」

俺は苛立ちを抑え切れず、

その言葉を発した。


俺は沈黙する拓海が憎くなり、

飛びかかろうとした。

すると、拓海は言葉を発した。

「春は、、僕のものだ。

これからも、ずっと。」


俺はもう、その言葉に耐え切れなくなった。

そして、こんなことしてる場合ではない、

春を助けなければ、と気づいた。

「春はどこにいる?」

俺は苛立ちを込めた鋭い声で言った。

しかし、拓海は何も言わなかった。


俺は今までにない怒りが込み上げた。

そして、感情に任せ、

「おい!どこにいるんだ!言え!」

と思いっきり言葉を発し、

拓海の胸ぐらを掴んだ。


しかし、拓海は勝ち誇った顔をしていた。

俺はその顔が憎くなり、殴ろうとした。

しかし、拓海は俺からするりと抜け出し、

逃げていった。


俺が追いかけようとした瞬間、

スマホから通知音がした。


友達の壱弥からだ。


ー春は、無事に家に帰ったよ-_-bー

そうメッセージが来ていた。

よし、計画通りだ!

何でできたかって?

あの空白の4日間に

壱弥と相談して、手掛かりを探していたんだよ。

そして今日、壱弥が春を

助け出したんだ。


俺は急いで、春のいる、

春の家へ向かった。

そこでは壱弥と春が待っていた。

「ありがとう、壱弥。」

「もちろんさ、こんなの楽勝!」

二人は固く握手をした。

「やはり合っていたか。」

「ああ、湊太の推測は当たっていたよ。

やはり拓海は自分の部屋に隠していたんだ。

そして俺は、拓海の母に相談して、見つけ出した。」

そして俺は言った。

「しかし、この後が大変だ。

拓海は春がいないと気づいたら

必ず春の家に来るだろう。」


そして、俺は春の前へ行った。

「春、ごめんな。

春を守ってやれずに。

俺は君の彼氏になれる資格はない。」


ー俺は見たんだ。

俺がいない間、壱弥と春がいちゃついてるところを。ー

そして俺は言葉を続けた。

「だから、別れよう。」


俺の「別れる」の意味には三種類あった。

一つ目が彼氏としての俺

二つ目が壱弥と春の関係

そして三つ目が、

拓海との友情を取り戻すことだ。


春は一瞬放心状態だったが、

「わかった、

湊太がそう言うんだったら別れる。」

と言った。

その時、春は壱弥をチラッと見ていた。そして二人は密かに笑っていた。


すると、いきなりチャイムが鳴り響いた。

いよいよだ。

そして俺は二人に

「拓海には俺が一人で話をつけてくる。

二人は部屋で待っていて。」

と言った。

そして俺は玄関へ行き、

鍵を開けた。


そこには、

髪も顔もグチャゃぐちゃになった拓海がいた。

俺は、「くると思ったよ。」と言った。


すると、拓海は苛立ちを込めた勢いで、

「何でお前がここにいるんだ?

僕の春はどこにいるんだ?」

と言った。

俺はしばらく黙った。

自分を落ち着かせるためだ。

しかし、拓海は家の奥へ行こうとした。

俺は我慢の限界が来た。

そして俺は苛立ちを込めて言った。

「お前、何を勘違いしてるんだ?

春はお前のものじゃない。

春は春自身のものなんだ。

春には春自身の心がある。

そんなことをお前は考えたことがなかったのか?

お前は、春に執着することが愛情だと思っているのか?

お前は何をしているんだ?」


拓海から涙が溢れた。

しかし、拓海は涙を抑えて

「お前は僕から春を奪ったんだ!」

と言った。


俺は、落ち着いた声で、優しく言葉を放った。

「春は元からお前のものではなかったんだよ。

春は、ただ友達としてお前に接していただけだったんだよ。

でも、ごめん。

俺も悪かったって思ってる。

お前が好きだと言っていたのに、

付き合ってしまったこと。

本当に反省している。

だから別れたんだ。」


しばらく沈黙が続いた。

俺は優しい目で拓海を見つめた。

そして、拓海が口を開いた。

「湊太、ありがとう。

本当の愛について教えてくれて。

これからも友達でいてくれますか?」


俺はすごく嬉しかった。

今初めて、

本当の友情を知り、

本当の友達に会えた気がした。

そして、俺は精一杯の明るい声で

「もちろん!」

と言った。


そして俺と拓海は

最高の親友となった。

そしてこの先何十年も

信頼し合える

最高の親友となった

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