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「この結婚はなかったことにしてほしい、お互いのためだ」と言われましたが……ごめんなさい!私は代役です  作者: 涙乃


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15 アランside

アランは書斎に戻ると、ソファーへと腰を落ち着ける。


フィオーリ嬢の客人のことが、頭から離れない。


すると、ノックの音と共にメアリーが飛びこんでくる。


「旦那さまぁ~!」


「メアリー、まだ入室の許可をしていない」


「そうでしたかー? そんなことよりも、聞いてください旦那様。フィオーリ様は、浮気をしています! 先程の人は、男娼でした! 旦那様、あんな尻軽女なんか放っておいて、私と━」


「出ていけ‼︎ それ以上フィオーリ嬢を冒涜するのは許さない!」



「ひゃい、し、失礼しましたー」


メアリーは踵を返して逃げだした。


「男娼だと……」


「アラン様、扉を開けっぱなしでどうされたのです? 今、メアリーが逃げて行ったようですが」


「あぁ、ルークか、フィオーリ嬢が……男娼と会っていたそうだ、お金を渡されたと」


「メアリーがそう言ったのですか?鵜呑みにするのはどうかと思いますが。 それに男娼だとしたら、フィオーリ様がお金を渡すのではないですか? 」



「むむっ、た、確かに。それもそうだ、ルーク、私はどうしてもフィオーリ嬢のことが気になってしまう。クリスティナ嬢と重なって見えるのだ。この気持ちを確かめるためにも、クリスティナ嬢に会う必要がある。」


「ルブラン邸に先ぶれを出しますか?」



「いや、フィオーリ嬢に求婚した手前、ルブラン男爵に会うのは気まずい。どこかで会うことはできないだろうか?」


「とりあえず早急に調査してみました。

アラン様が渡された結婚の準備金はどうやら、全額弟のライアン様の資産として最近渡されているようです。これはフィオーリ様の意志であると思われます。

ちなみに、フィオーリ様は花屋で、クリスティナ様は食堂で、身分を隠して働かれています。食堂でなら、お会いできるのでは?」



「なんだと?貴族令嬢が庶民に混じって働いているのか? 変な輩に声を━━危ない目にあったと言っていた!それにしてもルーク、短期間でよく調べたな」


「美人な双子の姉妹の噂がありましたので、簡単でした」


「噂になっているのならば、余計に身の安全が心配だ。さっそく食堂に付き合ってくれるか?」


「もちろんです」


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