神が目
俺とユピテルは、ジュピターの闘気で出来た巨神の護りに苦戦していた。
それでもジュピターは本気を出していない様子ではあるが、どう足掻いても今一歩届かない。
ジュピターにダメージを負わせたところで、次の瞬間には傷が治っている。再生力を上回るダメージを与えられないでいた。
奴を吹き飛ばすだけの火力は有る。だが、ソレを出させてくれなくなったのだ。完全に女神流はマークされてしまったようだ。俺は果敢にも攻め立てるが、ジュピターの方が一歩上手なようだ。
「くそ、おみな……!」
「させん!」
俺が技を出そうとすると、透かさず阻止してくる。雷鳴之剣で雷を放ったり、巨神で殴り掛かったり、そのままジュピターが突撃してくることもある。このままでは女神流が使えない。
くそっ、ジュピターの奴の方が一枚も二枚も上手だぞ。やはり本体に接続しないと勝てないのか!
「あなた、何をなさっておいでですか?」
!!!
不意に掛けられた高く澄んだ声により、この場にいる全員が動きを止めた。思わず止めてしまう何かがその声にはあった!
「なっ、ユ、ユーノどうして此処へ?」
あの女性がユピテルのカミさんでスクディアの母親か。凛とした姿は気品があり堂に入っている。流石一国の后だ、誇り高き女主人的な雰囲気があんな。
一目見て魅了されかねない美しさの持ち主で、何より視線を奪われるのは彼女の瞳だろう。
彼女の瞳は虹色と言うか何というか表現しにくいな。
見る角度により色が変わり、かと言って同じ角度から見ても同じ色にはならない。まるで綺麗にカットされた宝石のようだ。
アレは……、あの瞳は……。
「ほう、お前がユーノ・フィーユ・インペラートルか?これは噂以上……、まさかこれ程とはねぇ……」
ジュピターがユーノに視線を向けると、阻止するようにユピテルが素早く盾を構えユーノの前に立ちふさがる。
「如何にも私がユーノです。貴方はヴァンチトーレ帝国皇帝ジュピター・シエロ・ヴァンチトーレで間違いありませんね?」
ユーノはそんな夫を何処か嬉しそうに一瞥し、ジュピターに答えジュピターも問いに答える。
「ああ、俺が皇帝ジュピターだ」
「今、私ども王国と貴方の帝国は戦の最中の筈ですが……?このような場所へお一人でいらっした理由は尋ねません。御用のほどは諦めお帰り願います」
おお、あのジュピターに何もせずに帰れとは豪胆だな!
「そうはいかんな。俺にもやらにゃならん事がある」
「貴方がどう言おうと強制的に帰って頂きます!」
ユーノの瞳が怪しく輝る!
まずい!ジュピターに何かする気だ!
今のジュピターに何かすれば間違いなく反撃を喰らうだろう。そして、俺達ではそれを止められない!
「ユピテル!奥さんを止めろ!」
ユピテルに彼女のことを任せ俺はジュピターを止めに出る。
「お前達は分かってんのか?その瞳がどんなシロモノなのかが!」
ジュピターはどことなく怒ったように言う。
言われるまでも無く分かっている!
アレは邪眼とか魔眼とかの類じゃない!ましては神眼ですらない。そんな生易しいものじゃないんだ!
神眼とは、神が力を人に与えたモノだが、アレは似ていても違うものだ!
アレは————、アレは神そのもの!
神が姿形を変えて彼女の瞳になっているんだ!
つまり神そのものがこの地上に現界していることになる!
恐らくユーノがこの隔離された領域に侵入出来たのは、その瞳、神の力に由るものだろう。
どこの神だか知らんが何てことしてやがる、人一人の目になるなんてっ!恐らく、現段階で地上最強は彼女だ、神能を使い放題に出来るからな。
彼女を視るまで神の存在に気付かなかったのは大きな痛手だったと言える。気付いていれば何か手を打っていたのにな!
救いなのは、あの瞳がテュポーンの欠片じゃないってことだな。
まさかジュピターの奴はこの事を知っていて彼女を狙っていたのか?だが、何故だ?何故、現界した神を狙う必要がある?確かに危険な存在ではあるが、排除する程なのか?
この世界には既に現界している神が居た筈だ。たしか、マウスターレ神国の調和神レーネといったか……?いや、彼女とて偽りの肉体か……?
————そうか!高次元生命体である神を生身の生物がその目に写せばその瞬間に死んでしまう。その為に神が下界に降りるには格落ちさせた別の肉体を用意する必要がある。
だが、あの瞳は神体そのものだ。それを生身の人間が目にしても何も起きないのは、上手く保護されているからだろう。
もし、その技術が野心を持つ邪神の知る所となれば、全ての地上は邪神共の餌食になりかねない!
「どうやらお前は気付いたみてぇだな。アレがどれだけ危険なものかが」
顔に出ていたか?ジュピターが俺に向かって言った。そしてユーノを、その瞳を見て続ける。
「その瞳は危険だ。俺の制御下に入らぬのなら————」
奴の闘気が膨れ上がると同時に奴の巨神が縮み、奴に吸収されていく。奴が本気になったのだろう、完全に巨神が吸収され、代わりに神気を体中から放ちだした。
「————消失させる!」
言い終わるや、ゆっくりと歩を進めユーノに近付くジュピター。いや、最早、奴はゼウスと言った方が正しいだろうか?
奴は神としての意志でユーノの瞳を消そうとしているんだ。
「さ、させるかっ!天漢無閃————!」
ゼウスを止めていいのか正直迷う。どうするか迷った挙句、ゼウスに向けて技を放っていた。
刀術最速の一つである天漢無閃の太刀、神にすら抜き身を見せない神速剣技が無限に放たれる。
天漢とは、天の川のこと、天に輝く光の如く抜刀術がゼウスを捉える!
「なっ!」
全ての抜刀が弾かれ、歩を止める事すら出来なかった!
ゼウスは俺の目の前まで来ると軽く手を振るった。
————————————!!!
それだけで俺の体は宙を舞い、激しく領域の壁にぶち当たる。くぅ~、迷いが刀を鈍らせたか?
やはり今のままでは勝てない!
『マスター、ボクが何とかする……?』
レヴァンが頭の中で驚く事を言っている。
何とかするって、どうするんだ?
『ボクが呪いを一時的に抑える……?』
どういう事だ?レヴァンにそんな力は無い筈だけど?
『取得してみた……、的な……?』
ん?
頭の中でレヴァンが首を傾げる仕草をするイメージが浮かぶ。
取り敢えず鑑定。
《種:賢樹の枝
名前:レーヴァテイン(笑) 愛称:レヴァン(+名呼嬉昇)*
称号:ファーストウェポン(+不滅)
レベル:999
攻撃、防御、魔力、魔力抵抗:+1008000
生命力、速力:+700000
ユニークスキル:【杯呪解怨】
スキル:【不死殺し】【鳥類殺し】【大物喰い】【自我】【念話】【人化】【解析】【魔力破壊】【神打】【次元超越】【主人登録】【呪耐性】
(*愛称を呼ぶ度に全能力+1000)》
うん、いつの間にやら強化されてる、それもユニークスキルじゃん。
生命力と速力が追加され強化され、【杯呪解怨】で状態異常を解除、或は抑え込むことが可能になり、【呪耐性】で呪いに掛かりにくくなってる!
万を超える俺の呪いを完全に解呪するのは不可能だ。が、抑え込むことなら出来るかも知れない。
ほんといつの間に取得したんだ?そもそもどうやって取得したんだ?
生命力と速力は分からないが、スキルは鍛え上げることで取得が可能だ。レヴァンは今まで俺の呪いを解こうと努めてくれていたのか!
ううう、有難う、苦労を掛けたな。可愛い奴め、感謝の気持ちが溢れ出すじゃぁねぇかぁ。
『へへへっ、でもマスター、【杯呪解怨】の使用中は他の事は出来ないよ。……大丈夫?』
「ああ、任せろ!レヴァンの持ってきてくれた燭台切光忠が有る。何とかするさ!」
『分かった。それじゃあやるよ……?』
「ああ、頼んだ!」
と、レヴァンが光の粒子となって俺の中へと消え一体化した。
瞬間に身体が軽くなった。
「邪魔をするなプルート!これは神が下した決断だ!」
コイツ、俺の名を何でっ!いや、神なら知ってても可笑しくはないのか?
が、今はそれどころじゃない、奴を止めなくてはユーノの光は奪われ、ユピテルは殺され、この国は占領されかねない。
正直俺自身がそこまでゼウスの行動を阻む意味は無い。そう、俺には余り関係が無い事なんだからな。
だが、スクディアとの、男と男の間に交わされた約束がある!約束は守らなければならない。
くそっ、安請け合いだったか?相手が悪すぎる。ユーノに神が憑いているのを知っていたら引き受けなかったってーのに!
「簡単に諦められないだろ!瞳を奪われたら彼女はどうなるんだよ!」
「代わりの目を用意してやるから黙って見ていろよ。今のお前に動かれると厄介だからな」
コイツは俺の呪いを抑えたことを見抜いてんのか!本当に厄介な相手だな。
「そんなことはさせん!ユーノは俺が護る!」
ユピテルが果敢にもゼウスに立ち向かおうと身構える。
「あなたは下がっていて下さい。私が決着を付けたく思います」
「な、何を言っている。相手はあのジュピターなのだぞ!」
「ですからです。貴方まで傷つく必要はないのですよ?私が、私だけが犠牲で構わないではありませんか」
おいおい、言い争ってる場合じゃないと思うんだけどな?
ユピテルが妻を護ろうとするのは分かるけど、ユーノは何しに来たんだ?勝つつもりで来たのか?
「な、お前が傷つくぐらいなら俺が代わりに傷を負うわ!お前の為ならこの命など惜しくはない!」
「何を仰います!あなたはこの国の王なのですよ。その様な事を軽はずみに口にするものではありません!陛下は、生きて責務を全うする義務があります。私などの為に命を懸ける必要などないのです」
「俺は、俺には————、この国よりもお前が————、只一人、お前だけが大事なのだ!お前が、お前と子供達が幸せなら他に何も望みはしない!この国ぐらいくれてやる!」
それ、王が言ったらあかんやろ!夫としては良いのかもしれんが、家臣が聞いたら泣くぞ!
「あ~、盛り上がってるところ悪いんだが、人聞きの悪い事言ってんじゃねぇ。別に殺すとは言ってねぇっての。ただ、危険なその目の神を消失させるだけだ!本来居るべき場所へ帰すだけ、俺は出来るだけ女は殺さない主義なんだよ!」
消失とは殺す事ではない。ロストとは元の世界、神の場合は神界へ送還させることを言う。たとえ同じ神でも神は殺せないからな。
「か、神だと!何の話をしているジュピター!」
「陛下、これは私とジュピター陛下の問題です。今は退いてください」
彼女は何を企んでんだ?ジュピターに勝つつもりなら無謀だぞ。
ジュピターは神体ではないが、そもそもの神としての格に差があり過ぎる。奴は正に別格の神なんだ!
「陛下はお下がりを。ジュピター来なさい!」
「言わずもがな!」
不味い!ジュピターが一気に走り出した。
俺も直ぐ様駈け出す。
「止まれジュピター!ユーノには指一本触れさせんぞ!」
俺より先にユピテルがアンキレーを構えジュピターに接触する。
「妻は渡さん!————がはっ」
しかし、俺の時と同じく片手を振るうだけでユピテルが吹き飛ばされてしまう。
「あなた————!」
大きなダメージを負ったのか吐血しているユピテルを心配そうに一瞥し、きっ、とジュピターを睨みつけるユーノ。
ユピテルはやられてしまったが、俺が追いつくまでの時間稼ぎにはなってくれた!
先程とは格の違う剣速でもって光忠を抜く。
只の横薙ぎの一閃だがジュピターは雷鳴之剣でこれを防ぎ、動きを止めた!
「感謝致します!————祖国に帰りなさい、ジュピター皇帝!」
ユーノの瞳が怪しく光ったように見えた瞬間にジュピターの姿が掻き消えた!
————時空相転移!
恐らく今のはジュピターを強制転移させたのだろう。しかも時間軸を弄っている、どんだけ先に飛ばしたのか分からなかったが今より先へ、祖国と言った以上ヴァンチトーレ帝国の未来に飛ばしたのは確かだ。
おいおい、神を未来に強制転移させるなんて、なんて出鱈目なことしやがる。
「ユ、ユーノ……、一体何をした?ジュピターは一体全体何処へ行ったのだ?」
「あなた、彼には未来の帝国に帰って貰いましたわ。これで暫くは時間が稼げるでしょう。今のうちに体勢を立て直して反撃にでましょう」
「み、未来の帝国だと?」
いや、神に時間は余り関係が無い。奴は直ぐにでも戻ってくるだろうな。と、俺は思う。
「くくくっ、流石、時の番人じゃねぇか!まさか俺が飛ばされるとは思ってなかったぞ!」
やはり来たか!部屋の入口付近から堂々と歩み寄ってくるゼウス。
ユピテルに寄り添うように抱き起していたユーノの顔色が変わる。
「なっ!早すぎます、どうやって……」
ユーノは気付いてないんだな、奴が全知全能の神ゼウスだということを。瞳の神も気付いていないのか?
ユピテルを助けるためにこの場に来たのだろうが、相手が神であると認識していない者には奴の相手は務まらない。人が相手だと思うと、どうしても力をセーブしてしまうだろうからね。
「俺はヴァンチトーレ帝国皇帝ジュピターだっつったろ。にしても、やってくれたじゃねぇかクロノス!」
————ク、クロノスだとっ!
クロノスっつったらゼウスの父ちゃんじゃないか!……あ、いや、違う、父クロノスは大地と豊穣の神だ。だが、父ちゃんとは別に、時の神クロノスと言う一柱の原初神が存在した筈だ。
ユーノの瞳は時神クロノスが姿を変えた存在なのか!
どっちにしろ地神だろうと時神だろうと最上級神に位置する神だろうがっ!
「未来に飛ばしたのですよ!どうやって戻られたのですか?時間を跳躍するなど神の所業でしかありません!貴方は、貴方は一体何者なのですか!」
「そう言うお前はどうなんだ?神の力で時間と空間を操るお前は神だと言うのか?」
「私は違います!私は神が力を貸して下さっているだけです!」
クロノスの奴、相手がゼウスだと教えてないのか?クロノスは気付いている筈だろ?
その時、初めてクロノスが言葉を発した。
『ゼウス神よ。この娘ユーノは本来、死産し産まれることのない命だった。私が命を繋ぎ止めている状態なのだ。今、私を消失させればこの娘の命は失われてしまう。どうか、どうかこの娘が天寿を全うするその時まで、待ってはくれないだろうか?』
マジか!
「出来んな!お前の存在は全世界を脅かしている。見過ごす訳にはいかねぇな」
「おい、本当にロストさせる必要があるのか?何とかならないのかよ?アンタ全知全能だろ?女は殺さないんだろ!」
奴は代わりの目を用意すると言ったかが、死んでしまっては意味が無い。
「出来りゃやってるっての!出来ねぇからこうして来てんじゃねぇかよ。……いや、まてよ、……ふむ、……可能か?」
何やら考え込み始めたぞ!
「ゼ、ゼウスだと?」「ゼウス神!」、あっちは、あっちで驚愕の真っ最中ですな。まぁ、目の前の敵が実は神々の長です、何て知ったらそりゃ驚くよなぁ。
「クロノス、死産の理由を教えろ」
『寿命だ。彼女は産まれ出る前にオドが尽きていた』
聞けばユーノの母親は、時神クロノスを信仰していたらしい。
その為、母親の事を見守っていたクロノスは、様子を窺っているうちに徐々に彼女に惹かれていったそうだ。いい女だったらしい。
ゼウスが「何やってんだ」と呟いていたが、お前は人の事言えないからな!
母親は一人の貴族に見初められて結婚、その貴族というのが過去へ遡って擬人化したクロノスだった。
クロノスは過去へ遡り一人の貴族として生を受け、一人の貴族として彼女と結ばれた。
後に彼女はクロノスとの子を身篭る、それがユーノだ。しかし、折角宿った命は徐々にオドを失い、やがて尽きてしまった。
そのことに逸早く気付いたクロノスはユーノを助ける為にオドを送り続けたそうだ。しかし、オドを送っても送ってもユーノが黄泉帰ることは無かった。どれだけ力を尽くしても、時を戻し処置を施してもユーノが生き残る術は無く、万策尽きハデスに相談を持ち掛けた。
そのハデスが今の状態を引き起こしたらしい。ハデスがクロノスをユーノの瞳へと変え、死した胎児に埋め込み黄泉帰えらせたそうだ!
アイツまで何やっとんねん!
ゼウスまで「兄貴ぃー」って頭抱えてるぞ!
全てを母親に聴かせたクロノスは晴れて娘の瞳となった訳だ。ユーノは生き延びたが母親は暫くして亡くなったそうだ。流石に無理が祟ったらしいな。
クロノスは自身の分霊体にユーノを育てさせ、当時の王太子だったユピテルへと嫁がせ、今に至る訳だ。
「……プルートよ、一つ方法が無くもない。お前は絶対神力を使えるか?」
「加護は有るが、制限されているぞ」
俺は冥王ハデスの力の一端である絶対神力を使える。何にも勝る力だが、呪いの所為で制限が掛かっているし、正直使い方が良く分からん。実は力の細かな内容すら分かってなかったりする。
「何やってんだ。呪いの所為か?だが、今は随分と抑えられているな」
「おいおい、何をやらせる気だ?」
「お前は冥神だ、過去へ行きユーノの命を繋ぎ止めろ。あの兄貴がやったことなら何か意味がある筈だ。そいつを突き止め解決しろ」
当の本人に言って欲しいんだけど。俺にそんなこと出来るとは思えんぞ。
「クロノスが助けられなかったのには意味がある筈だ。神が人一人を助けられない訳がねぇからよ。最低でも理由だけでも突き止めて来い」
何だよ!コイツはいつの間にかユーノを助ける方向で動いてんじゃん。助かるけどぉ。
「クロノスが分からなかった事が俺に分かるのか不安なんだけど?」
「心配するな。意識してさえいれば絶対神力がどうにかするだろうからよ。俺が行けば早いがそこまでしてやる義理がねぇからな、お前がやれ」
くそっ、スクディアとの約束もあるし、乗り掛かった舟だ俺がやってやるよ!
「分かった。過去へはどうやれば行ける?」
「俺が飛ばしてやる。……いいか、お前はそこで必要以上に人に関わるな。変に言い伝えが出来ても厄介だからな。正体がバレない様に工夫しろ」
「了解!」
「じゃや行ってこいや。事を成したら呼び戻してやるから安心しろ、じゃぁな!」
言うが早いか俺は時空を越え過去の世界へと飛んだのだった。
俺にどれだけの事が出来るか知らんが、出来るだけの事をしようじゃないか!




