第2話 学校
Hello!
二日目の試験終了です。明日も試験があるのに第二話を作っています笑。なんていうか気分転換かな?おい勉強しろ!
その話は置いといて第二話の内容は学校についてです。
待ち遠しかった入学式が始まる。影希さんは丸いメガネをやめ、コンタクトにした。なるべくオタクっぽいな雰囲気を隠して、身だしなみを整えている。どこでもいるような普通の人のレベルまで上げてきた。入学式に参加しても他の新入生にどうやら俺のことがオタクだと気づかれなかったようだね。
『はあぁ〜気づかれなくて良かった。これからもこのように卒業まで過ごそうかな。』
影希さんの心の中で呟いている。せっかくキラキラと輝いている高校の生活が迎えているなのになんだか世の中は終わりだなと思いながら影希さんは早歩きで自分の教室のところに行った。
ガラリと教室のドアを開けたら、もう他の新入生がいる。しかも新しい学校の生活が始まるので浮かれすぎてギャーギャーと騒いでいる。
『うるせぇ!静かにしろ!』
と影希さんは喉まで声を出そうけれど、おっとと自分の手で自分の口を塞いだ。
『いやあ危なかった。大きな声で出すとクラス中の人がビッックリして、変な噂でも流すだろうかな。初日から面倒なことを起こしたくないので我慢しようか…。』
スーハーと深呼吸して心の中でやってしまうどころだった自分に自分で説教した。
冷静になった影希さんはゆっくりと自分の席のところに行って座った。授業始まりのチャイムが鳴るまで静かに漫画…じゃなくてアニメ小説?それも違う。世の中で話題となっている本でも読もうか。この方がオタクだと気づきにくいだろう。まあ正直は漫画やアニメ小説を読みたいけれどね…。いやいやだめだ。こんな本を読んだら、オタクだとバレてしまうんだ。
影希さんはみんなが気づかないくらい小さなため息を吐いて
『このように3年間ずっと過ごすなの?めんどくさいな。家に引き籠もろうか。いやそれはだめだ。引きこもりになると卒業できなくなるし、親に迷惑をかけてしまうのでやめとこうか…。』
渋々と授業を受けている。1時間目から7時間目までなのに10時間目まで勉強したような感覚だった。
『もしかしたら俺って変なのだろうかな?』
影希さんが自分のダメなところを言って、ますます自己肯定感が下がる…。まあ中学のトラウマのせいでポジティブな思考からネガティブな思考になってしまった。
ようやく学校の授業が全部終わって、ガタッと椅子から立ち上がって、帰りの準備をしてすぐに教室から出た。寄り道をせずに猪突猛進で影希さんの家へ帰っていく。
共感ですね。僕も学校に行きたくないです笑。しかし、学校に行かないと卒業できなくなるので仕方なく学校に行くしかないんですね…。影希さんも知っているので真面目?に学校へ通っています。
第二話は短い話だと思いますけど、次の話も書きますので楽しみにしてください。