表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
懐古する部室  作者: M33
17/74

すまー・・・

「話はかわるんだけど」

「別に今のままの話を続けてもいいぜ。たまにはこんな話も一興さ。フユミも珍しく興味津々だし」


私が耳を傾けていることはちゃんとバレていました。むっつりだと思われたかなとも思いますが仕方ありません。私もお年頃。そういう話に興味はあるのです。


「あらあらぁ、でも、ま、キリがないのでこの辺にしておくわぁ」

「そう?」

「旦那とのそういったコトは数十年分あるの。数日あってもたりないわよぅ」

「今も現役なのかよ!?ハルちゃんも旦那も」

「ええ。まだ赤マムシ程度でビンビンよぅ」

「学園長が魅力的過ぎなのか、旦那が絶倫なんだかわからんなぁ」

「あらやだ。照れるじゃない」

「ま、そういうことならいいや。で話がかわる話って?」

「あ、そうそう。そこって古い温泉街って感じで風情が残っているような場所なのよぅ」

「って言うと、浴衣で町繰り出したり、射的屋が現役だったり?」

「そうそう!さすがナツミさん。よくわかっているわぁ」

「いいなぁ・・・アタイも行ってみたい」

「その中にスマートボールを置いている店があってねぇ。ついつい熱中しちゃったわぁ」

「マジか!?いいなぁ・・・アタイもやってみたい」

「ちょっとこの辺じゃ出来ないからねぇ。景品もレトロよぅ」


そう言って学園長が出したのは・・・なんでしょうか、コレは?


「ウルトラ怪獣のソフビか。指人形タイプの」

「そうなのよぅ。いるぅ?」

「アタイはいらないかなぁ」


フユミはどうだと聞かれたのでいると答えてしまいました。所有権が私に移ります。帰ってからなんの・どんなキャラなのか調べておきましょう。

【スマートボール】

ピンボールとパチンコの子供みたいな遊具。

ゲーム結果スコアによって賞品がもらえる。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ