第138話 王妃たちは第二の人生を望む
年齢は肉体と精神のどちらか高い方と考えるべき?平均を取るべき?低い方にするとか言わないよね?
-元悪魔リーナ・王女ヴィクトリーヌ視点-
お母様は聞いていた通り卵になっていた。
それもすごく大きい。
ヴィヴィが目を覚ますまで、シャルお姉さんやステフお姉さんが代わりに卵に呼び掛けていてくれたの。
「お母様!ヴィヴィです!早く出てきて!」
早く出てきて!
だって、色々教えたいことあるの。
「あのね。ヴィヴィ、悪魔のリーナと友達になって、一緒にヴィヴィの体を使うことになったの」
ぴくっ
あっ、卵が動いた。
「それでね、体に悪霊が居たせいで大人の体にされたの」
ぴくぴくっ
すごい!こんなに動くんだ!
「でもね、子供に戻らなくていいの。だって、ケイトっていう恋人ができたから」
ぴくぴく、ぐらぐらっ
すごいすごい!揺れ始めた!
「それでね…今度一緒に居る時に、またキスしたいなって」
ぴしっ
あっ、ひびが!
「でも、体が大人になったからもっとすごいこともできるよね!」
「そんなの許しませんわっ!!」
バッリーン!!
お母様が卵を突き破って出てきた!
お母様が…え?
「お母様?」
「そうよ!ヴィヴィ!無事でよかった!」
ぎゅっと抱きしめられるけど…ヴィヴィより小さいんだけど。
「本当にお母様なの?だって、10歳くらいに見えるけど」
「…ええっ?!どうして?!16歳になるように頼んだのに!」
…お母様って27歳じゃなかったの?
「お母様…どういうこと?」
「あ、えっとね。ジャンヌ王妃が『どうせ生まれ変わるなら若くなりたい。それで人生をやり直したいの』なんて言うから、わたくしも便乗しましたの!」
「お母様が妹になったの…」
「違うわよ!今でもあなたのお母様よ!」
「フェリシーお母様じゃなくて、フェリちゃん」
なでなで
「あう…ところで、さっきの話本当?!」
「うん。リーナっていう悪魔の子が心の中に居るよ。でも、すっごくいい子だよ」
「そっちじゃなくて、恋人の話です!」
「ケイトは強くてかっこよくて、すごく優しいの。それにね、キスがすごく上手で、ヴィヴィ、とろけちゃったの」
「いけませーん!あなたは、まだ4歳よ!」
「でも、もう大人になったから」
「いけません!」
「フェリちゃん、そんなこと言っちゃ、メッ!だよ」
「子ども扱いしないで!」
「だって、ちっちゃいし」
「ヴィヴィの話を聞いて怒れてきて、成長途中で外に出たみたいなのよ!ああ、せっかくの第2の人生計画が…」
「お母様。さっきも言ってたけど第2の人生計画って?」
「え?あ、だって、王様は第4王妃の言いなりだし、もうわたくしのことなんか愛してくれないから、綺麗な体で生まれ変わって、新しい相手を…あっ、でもヴィヴィはわたくしの子供よ!」
「再婚なの?」
「生まれ変わったから初婚よ!」
「じゃあ、ヴィヴィはお母様の娘じゃないですから、口出ししないで」
「どうしてそんな子になっちゃったの?!わかったわ!悪魔の子のせいね?!」
どうしてそんな考えになるのかな?
「お母様、ううん、フェリちゃん。ヴィヴィはね、4歳児だけどすごく色々知っているのよ」
「え?」
「フェリちゃんが自分も他の王妃様にみたいに2人目の子供が欲しいって、ヴィヴィが寝ているそばでお父様と色々してたでしょ?」
「え゛?」
「ヴィヴィ、おかげで全然寝れなくて、仕方ないからじっと見てて、覚えちゃったの」
「な、何を?」
「『ぼーちゅーじゅつ』」
「いやあああああっ!」
悲鳴をあげたいのはこっちなの。
だって、男の人のあれをこうしてああすると喜ぶとか、あんな姿勢でするとか。
とんだ『えーさいきょーいく』なの。
「あのお父様を手玉に取るフェリちゃんはまるでけだもの…」
「それ以上言わないでっ!」
「じゃあ、ヴィヴィのことにも干渉しないで。そうでないなら、新しい人生を認めないから!」
「駄目よ!それとこれとは別!どうあっても、わたくしはヴィヴィの母親だから!」
フェリちゃんは聞き分けの無い子だから、現実を突きつけるの。
「わかったの。じゃあ、ヴィヴィはすぐに子供を作るから」
「え?」
「ヴィヴィの母親でいるなら、ヴィヴィの子供が生まれたらおばあちゃんになるの。それで、新しい人生を歩めるの?」
「お、鬼なの?!」
「悪魔なの(にこっ)」
「…わたくしの負けですわ」
勝ったわ!
これでケイトといっぱいイチャイチャできるね!
『いや、それはいいけど、さすがに子作りは…』
ケイトたちは『とくべつなたいしつ』でエッチなことをすると気分悪くなるし、子作りもできないって。
だからこれはお母様を説得するための作戦なの。
『え?ケイトってそんな話してた?』
だからキスしかしなかったのに。
でも、すごいキスだったの。
きっとそれでリーナはケイトの話聞こえてなかったのね。
ヴィヴィはそれを思い出して一人遊びするの。
大人の体は不思議がいっぱいなの!
『どうしてそんなことまで詳しいのよ!』
お母様がお父様に相手されなくなってから自分でしてたから。
全部お母様のせいなの。
『ああ、とんでもない子と体を共有することに…』
「お母様、それよりも卵から出てきたことをみんなに言わないと」
「そうね。ああ、でも10歳児の体…恋愛とか無理よね」
「大きくなる方法を聞けばいいのよ」
「え?そうなの?」
「だって、魔王様も居るんだよ」
「ここって勇者様の所じゃないの?!」
「勇者よりすごい人が魔王様を恋人にしてるの。素敵な人だから」
「まさかそれが…」
「うん、ヴィヴィの恋人」
「ええええっ?!」
-逃亡王女フランソワーズ視点-
フェリシー王妃が卵から出てきたらしいけど、愛情をいっぱい注ぎきる前に出てきてしまうとあんな子供になるのね。
というか、『若くなって第2の人生計画』って何?
お母様って何考えてるの?
みんなで王国に戻ろうって考えているのに、自分だけ逃げる気なの?
私だって逃げたかったけど…エメルに言われて目が覚めたのよ。
国民のために、私が立ち上がらないといけないの!
こうなったら、フェリシー王妃のように早く生まれさせて子供にしてあげるわ!
第2の人生は王国が平和になってからにしてもらうから!
「というわけで、アンリ、手伝って」
「お母様を子供にしちゃうの?」
「だって、若返って第2の人生を送ろうとしているのよ。王国の危機とか捨ておくつもりだわ」
「わかったわ。それでどうするの?」
「ヴィヴィがケイトと恋人になって、エッチなことをするって聞いたら出てきたみたいだから、こっちも挑発してみたらどうかしら?」
「お姉さまがここでケイトとエッチなことをするんですね?」
「違うわ。アンリがするのよ」
「え?」
この前の仕返しの始まりよ!
-元病弱王女アンリエッタ視点-
私がケイトとエッチなことをするの?!
いやっ!するならサフィがいい!
カリナでもいいかな…。
私の病気を治してくれたケイトの事は嫌いじゃないけど、男の人といきなりそういうことは…。
「だって、お母様はアンリの事をすごく可愛がっていたのよ。だから、アンリじゃないと駄目なのよ」
「それなら、私が女性とエッチしているところでもいいわよね?」
「それはそれでショックを受けると思うけど…そうだわ!それならなおさらケイトに襲われなさい」
どうしてそうなるの?!
「ケイトに襲われる振りをして、嫌がって悲鳴とか上げていたら、きっとお母様が慌てて出て来るわ!」
「お姉さま、頭いいです!じゃあ、ケイトを呼んできます!」
ぱたぱたぱた
「というわけで、ケイト。手伝ってください?」
「わかった」
すぐに引き受けてもらえたわ。
お母様の卵の前に戻って…侍女たちが居なくなってるわ。
「私はこっそり様子を見ているから、もし助けてほしかったら呼んでね」
そうね、ケイトが本気になったら困るもの。
でも、私みたいな病気で発育不良のお子様体形なんて、襲う演技もしにくいよね。
「いやあ、ケイト、やめてえ(棒)」
「ふふっ、前からアンリは可愛いと思っていたんだ(迫真)」
「え?本当?」
「(小声で)そこで素に戻らないで」
「いやあ、だめえ(棒)」
ぴくっ
卵が動いたわ!
「それっ!(迫真)」
ケイトがのしかかってくる。
でも、私の体に触れないように気を使ってくれてる。
「だめえ、おそわれちゃうう(棒)」
ぴくっ
卵が動いている!
お母様が心配してくれてるのね!
「アンリ、まずその唇をいただこうか?(迫真)」
「あの、キスは恋人じゃないと」
「(小声で)演技だから!」
「いやあ、ファーストキスが、うばわれるのお(棒)」
「全然ダメっ!」
え?お姉さま?
「あなたはどれだけ演技が下手なのよ!ケイト、拘束して!」
「うん。『束縛』」
え?え?
体が動かない?!
「もう演技はやめよ。ケイト、アンリを思いっきり可愛がってあげて」
「うん」
「い、いやっ、これも演技よね?」
でも、二人の目つきが…本気?!
どんっ
ああっ、今度は本気でのしかかられてる!
ケイトの顔が近づいてくるの!
「いやあ!やめて!お母様助けて!」
しーん
どうして卵が動かないの?!
「…まず服を脱がそうか」
「いやっ!恋人でもない人に肌を見せるなんて!助けて!」
しーん
どうして?!お母様!
「ケイト、ちょっと待って」
「何、フラン?」
「アンリの服を脱がしてどうするの?」
「それは…胸になにかするとか?」
「そういうことをするなら私にして!」
「え?」
「だって、先にアンリが経験するとか嫌だから!」
「待って、これって演技だから。ほら、キスできないからとりあえず服を脱がすって脅しているだけで。そもそも平らな
胸だから何もできないって」
え?
何だ、そういうことなのね。
びっくりしたわ。
でも『平らな胸』はひどいわ。
ほんの少しだけ、ほんの少しだけあるのよ。
「ケイト…さあ、私の胸を触って」
どうしてお姉さまが脱いでるの?!
「止められないぞ」
「うん。大丈夫」
あ、うそ、ああっ、待って、私が居るのよ。
「先にキスからでいい?」
「うん」
ちゅ、ちゅぱ
お姉さまとケイトが…あんなにすごいキスを…
ぴしぴし
ちゅぱ、れろっ、ちゅう
「ああ、ケイト」
「フラン、素敵だよ」
ああ、お姉さまの表情すごいわ。
あんな顔、見たことないの。
ああいうキスって、そんなにいいのかしら?
どきどきどき
ぴしぴしぴし
「あ、あの。私もキスしてみていい?」
「「だめ」」
ちゅっ、ちゅぱっ
二人で同時に否定して、すぐにキスを再開してる。
どうしてっ?!
少しぐらい分けてよ!
「してほしいなら、こう言いなさい。『私はケイト様の奴隷です。この卑しい口にケイト様のお情けをください』っね」
そんなこと言えないわ!
「私はケイトの奴隷です。この卑しい口にケイト様のお情けをください!」
え?えっと、私言ってないから!
「お母様?!」
「え?」
-第1王妃ジャンヌ視点-
卵の中に居たら、まさか外であんな声立てるなんて。
アンリの下手な演技で思わず笑って卵を揺らしちゃったけど、フランったらいつの間にケイトと仲良くなってたの?
彼はわたくしが目を付けていたのよ!
だからケイトに釣り合うような年齢になろうと思って、若くしてもらったのに!
「私はケイトの奴隷です。この卑しい口にケイト様のお情けをください!」
思わず卵から飛び出してそう言ったはいいけど…
ちんまり
私の体って10歳児じゃないの!
きっと自力で出たのがまずかったのね。
16歳になる前に出てしまったんだわ。
でも、外見は10歳でも、中身は30歳ちょっとよ!
平均すればだいたい16歳だわ!
「ケイト!」
抱きついて、そのほっぺにキスをする。
「ふうん。まあ、それでもいいわ。ねえ、ケイト、お母様は中身が大人だからキスしてもいいわよね?」
「え?うんと、いいのかな?」
「するのっ!」
ぶちゅっ
フランにわたくしの頭を掴まれて、ケイトの口に押し付けられて強引にキスをされましたわ!
ちゅっ、ちゅうっ
ああ、情熱的なキスね。
ちゅ、れろ、ちゅぱ、ちゅむ、
ちょ、ちょっと待って
れろお、ちゅむう、ちゅぱ
は、はうううっ
こ、これって本当にキスですの?!
-元病弱王女アンリエッタ視点-
目の前で卵を破って幼くなったお母様が生まれてきて目標は達成されたけど、そのままケイトにキスしに行って、それで…気絶してるわ。
そんなにケイトとのキスっていいの?
「ケイト、続き」
「うん、分かったよフラン」
「ねえ、目的達成したからいいのよね?早く魔法を解いて」
「んっ、ケイトお」
「んっ、んっ、フランっ」
どうして無視するの?!
ああ、あんなに舌を絡めて…目をつぶっても音だけでまた見たくなってしまう!
「お願い、お願いだから、私も、仲間に入れて」
「じゃあ、ちゃんとおねだりして」
おねだり?
そっか、さっきのお母様みたいに言えばいいのね。
ううん、もっときちんとしてもらえるように、全力で言わないと。
「ケイト様、アンリはケイト様の奴隷です。この卑しい口も期待に先を尖らせている胸も濡れた○○○もお尻の○○もあなた様のものです。どうかケイト様の高貴なお口でアンリの全てを弄んで天国へ導いてください」
「「…」」
え?ちゃんと言ったのに駄目なの?!
それなら!
「アンリの口を吸いつくして、胸の先のわずかな○○を○○して、○○○を○○したり○をしてください。そうしたらアンリはケイト様の○○○○を○○○します」
「「…」」
「フラン。お前の王家の英才教育ってすごいな」
「あ、あんな卑猥な言葉習いませんっ!どこで覚えたのかしら?!」
「お姉さまが隠し持っていた『房中術大全』よ」
「ええっ?!いつの間に?!」
「ええっ?!それ、わたくしのよ!無くしたと思ったら、フランが持っていってたの?!」
いつの間にかお母様が目を覚ましている。
そんなことどうでもいいの。
「ケイト、お願い。私を、アンリを助けて。もう我慢できないの…ねえ、お姉ちゃんでもお母様でもいいの」
「ま、待って。姉妹でとか駄目だから!」
「アンリ、母娘でなんて駄目よ!」
「「ケイト!お願い、やってあげて!」」
-主人公ケイト視点-
やりすぎたかな。
もうアンリは発情したのと同じ状態だよな…あっ、そうか!
「フラン、アンリってまだ女の子の日じゃないの?」
「あっ、きっと今日はまだ薬飲んでないのよ!」
薬は…あった!
「これだね」
「アンリ、薬を飲むのよ」
「いや!キスして!」
「…ケイト、お願いできる?」
「仕方ないな」
フランの言いたいことは分かった。
これって粉薬だから、俺が口に含んで口移しで飲ませろって言うんだな。
「アンリ、目を閉じて」
「先に魔法を解いて」
仕方ないな。
魔法を解いて…
ちゅっ
アンリって幼い体つきなせいか、舌も小さいんだな。
でも、すっごい口の中が熱いんだ。
入れた舌が溶かされそう。
…粉は全部唾液と一緒に送り込んで飲まれたから、そろそろ効いてくるはず。
効いてくるはず。
「ああん、ケイトぉ」
ちゅっ、ぺろっ、ちゅっ
唇舐めてきたり、首筋にキスしてきたりしてる。
「ねえ、アンリの耳とか首筋も舐めて」
ちょ、薬が効いてない?!
「今日の薬はもう飲んでるから、意味ないわ。だから、ね、うんといいことしよ。サフィやカリナも入れよ。あっ、お姉さまとお母様もね!」
この子、天然の淫乱?!
病弱だった反動なの?!
「『睡眠』!」
「あふ…ふにゃあ…」
危なかった。
「ケイト、これは駄目だわ」
「起きたら、どうなってるかな?」
「もう覚悟するしかないんじゃない?」
「全員呼ぶの?」
「そっちじゃないわよ!もうケイトと私で責任取りましょう。アンリを満足させてあげるのよ」
「そうなるよね」
「ねえ、わたくしもいいかしら?」
「お母様はだめ!」
「どうして?」
「国を捨てて第2の人生とか、ふざけすぎです!」
「だってえ」
親子喧嘩が始まったけど、姉妹喧嘩にしか見えないよな。
ああ、このまま大勢と関係持ってしまいそうな予感。
-王女サファイラ視点-
かちゃ
あら?ケイト?
「ちょっといい?」
「なあに?」
「癒させて」
「え?」
ぎゅっと抱きしめられた。
ケイト、何があったの?
「ケイト、どうしたの?」
「そのまま見てて。サフィの綺麗な目をずっと見てたいから」
「うん」
…
…
…
はずかしいけど、すごく真剣にボクの目を見てくれてる。
「…ふう。ちょっと落ち着いた」
「どうしたの?」
「実は…」
え?アンリがそんな暴走を?
フランだけじゃなくてジャンヌ王妃まで?
やっぱりケイトはもてるんだ。
「サフィの目を見てると、気持ちが浄化されるみたいで」
「そ、そうかな?すごく恥ずかしいけど」
「キスとかしないけどいいかな?こうしているだけで、落ち着けるから」
「うん。でも、そう思ってもらえると嬉しいな」
どんっ
テーブルを叩く音がする。
「何してるです?!カリナが居るのにどうして二人だけでそんなことするです?!」
「どうしてって」
「ねえ」
「…あっ、カリナがこうやって怒るのを待っていたですね!」
さささっとカリナ様がやってきた。
「おにい、さあ、カリナの胸に顔をうずめるです」
「うん」
もにゅん
「うっ、素直すぎです…うん、言わなくてもわかるです」
なでなで
「カリナ、いい匂いだな」
「べ、別にカリナなんかサフィ達みたいにいい匂いしないです」
「そうでもないよ」
くんくんくん
「に、においをかがないでほしいの!」
あっ、マリナっぽい口調ってことは慌ててるんだ。
「カリナ、大好きだ」
「う、うん。カリナもなの!」
「ボクも!」
ケイトの後ろから頭を胸でサンドイッチする。
ちょっと小さいけど、カリナ様のが大きいから大丈夫。
「こうやって二人で癒してあげるから、いつでも来てね」
「…」
あれ?
「…」
「ねえ、おにい寝てるです」
「ほんとだ。ねえ、このままベッドに寝させて添い寝しない?」
「賛成です」
こんな時間だけど、カリナ様とケイトと寝れて幸せ…。
お読みいただきありがとうございます。
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次回は4月11日土曜日18時更新です。
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『前世で勇者に10億年苦しめられた女魔王は勇者の双子の妹に転生して復讐する…それは『ふくしゅう』違い?!』
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