我が家のもふもふ
写真追加しました(^。^)
我が家には三人のもふもふがいる。
三人、というと首を傾げられることも多いのだが、家族という扱いから、我が家では一匹二匹とは言わないのである。
三人とも縁あってお迎えした保護猫である。
同じ家にいたのであるが、血縁かどうかはわからない。
が、兄弟でないのだけは間違いないだろう。
というのも、毛質がまるで違うのだ。
長男は少しぼやけた感じの黒猫であった。
過去形でいうのは、何もいなくなったわけではない。
くすんだ黒というのが忍者っぽいのだが、丁寧にブラッシングしている間に、顎の周りが白くなってきた。
最近は腕や脚もシマシマが見えてきて、黒猫とは言いがたくなってきたのである。
顔の周りだけ見れば、まるでアメリカンショートヘアだ。
が、毛質がまるで違う。
ふわふわもこもこなのである。
おそらく長毛種の血が入っているのだろう。アンダーコートは白く、梳ると黒ではなく白い毛が取れる。
およそ猫らしくない。
最近は猫枕にしても怒らないので、思う存分、そのふわふわもこもこに顔を埋めてすりすりするのが週末の楽しみである。
ちなみに猫枕にしていても、ずっと喉をゴロゴロ言わせている。
気遣いの子で、人間にも同居猫にも基本優しい。落ち込んでると寄ってくるのは実にありがたい。
しかし、写真写りがイマイチなのが残念である。
カメラを向けるとどうしてもドヤ顔というかボス顔になってしまって、普段の甘々なあまちゃんの顔は撮らせてくれない。
刺身をおねだりするときの顔は実に……ファニーといえよう。写真でお見せできないのが実に残念である。
ちなみに呼ぶとやってくるので、中身は実は犬が入っているのではないかと疑っている。
我が家の長男
長女は三毛の子で、なかなかにひどい偏食のため、一番手のかかる子である。
くるりと先っぽでひねった尻尾が可愛くて、めっちゃ美人である。
日の当たる場所で振り向いた姿があまりに美しくて、一年経った今もスマートフォンの待受にしているほどである。
カメラ写りがいいというか、これほどの美人猫はついぞお目にかかったことはない。
うちの子にしてよかったのだろうか、とときどき思う。
眠っている時や目をつむっているときの顔が、私のよく使う顔文字に似ているそうで、夫はよくよく顔文字になってる、と言う。
舌の仕舞い忘れがデフォルトで、よく飼い主の顔を忘れる臆病さんである。
家から出たら間違いなく寄ってこないだろう。髪の毛を下ろしただけで知らない人扱いだ。
偏食のせいか、食が細るとすぐパサパサになるのが悩みのタネだが、手触りで健康状態がなんとなく察せられる。
長男とは違うベクトルでふにゃふにゃである。
最近ようやく顔を近づけても逃げなくなったが、結構長い間怯えられていたのは、軽くショックではあった。
餌をねだりながら素足にすりすりされるともうクラクラするほど幸せで、キッチンに立つときは素足と決めている。
抱っこだけは断固拒否派なのだけが残念である。
我が家の長女
次女が三人の中では最も和猫らしい顔つきをしている。
ハチワレで毛並みもツヤツヤ。ピンと張っているというか、硬めの毛質でサラサラである。
一年経ったからなのかもしれないが、最近はすっかりでろ甘猫さんになっている。ツンデレのデレがないツン娘が、いまはデレデレである。
撫でられるが好きで、朝の忙しい時期も撫でろと要求する。まあ、つい応じてしまって出がけにバタバタするのも最近はいつものことになりつつある。
ちなみにブラッシングは微妙らしく、手で撫でられないと気が済まないらしい。
一番若いせいか、おもちゃを引っ張り出すと黒目まんまるになる。
これがまた可愛くて、夫は彼女のおねだりにはとんと甘い。
いたずら好きなのがたまにキズであるが、可愛いうちの子なのである。
ちなみに彼女も写真は断固拒否派らしく、可愛い写真はなかなかない。寝ているときのアンモニャイトは散々撮っているのだがなあ……。
気ままで最も猫らしかったのであるが、最近は長男を見習ってか呼ばれるとやってくるようになった。
人の話してる内容を理解してる節もあって、中身は人間なんじゃないかと思っている。
我が家の次女
まあ、そんなこんなで猫ざんまいの日々なのである。
モフモフコンテスト、参加させていただきましたー。