表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
こんな感じ  作者: さよならカップル
1/1

サブタイトルは面倒くさい

俺は今年の4月に入学したての朝日高校1年の長岡聡。中学では“そう”と呼ばれていた。俺は高校でサッカー部に入部したかったのだが、サッカー部はとっくの昔に廃部になったという事実を少し前に知った。

こんな時、そこら辺の高校生ならばここで“サッカーすんの辞めよっかなー、他の部活入るかー”とか“近所のクラブチームに所属しょっかなー”とか糞みたいなことをほざいてしまうのだろう。

でも俺はサッカー部を作る事にした。

何故俺がそこまでサッカーにこだわるのかというと理由は三つある、一つは俺がブラジル育ちでサッカーばかりやっていたから、二つはフットサル部がなかったから、三つはこの地域にはクラブチームがなく、クラブチームを作るより部活を作った方がコストもかからないし、高校でのサッカー部は楽しそうだからである。

そんな事すんのはかなりダルいのではないかと思われそうだが、意外と年老いた教師がすんなり顧問をやってくれた。

サッカー部を作りたいなんて、俺が言ったらどいつもこいつも苦虫を噛み潰した様な渋い顔をして、俺の事を異端児扱いして相手にしてくれないイメージを勝手に作っていたが、この高校はそんなことは無いみたいだ。

他の高校のことはわからないが、俺は良い高校に進学したのだろうか、そんな事で俺の都合により、朝日高校サッカー部は思ったより簡単に出来てしまった。

後、俺はブラジルに住んでいたけれど、ハーフではない。親父が商社マンで、俺が幼い頃に親父が仕事の関係でブラジルに住まなければならなくなったので、ブラジルに引っ越しただけのことであり、産まれは日本育ちはブラジルということになる。

つまり、外見は普通の日本人だ。誰も俺の事を帰国子女だと気付かない。

なので、案外楽にクラスに馴染めそうな気がする。良いことだ。

てな感じで、俺はただのサッカー大好き人間だとでも思ってくれたらいいかなと思う。

今現時点で、サッカー部は出来てもまだ部員が俺以外誰もいないので、人数を集めなければならない。

まあこの高校は1クラス約35人で6クラスあるから約210人いることになる。俺のコミュ力あれば十分なんとかなるレベルだ。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ