レーザー
「それでは、始め!」
「《聖剣召喚》!たぁ!」
「なんだそりゃ!うわ危な!」
名前的に中盤の勇者が使うスキルだろ!
て言うか、そのスキルは魔王に使えよ!
「《光魔法》【レーザー】!」
「は?ふざけ…うおわ!」
こ、こわっ!
レーザーっておい、異世界にそんなもん持ってくんなよ!
「まだまだだぞ!ハッハッハ!」
「うわもう闇落ちしてんじゃねえか!」
「誰が闇だ!私は光だ!」
「うっせぇ!こうなりゃこっちもこっちだ!《スキル反転》!」
そこから僕達は剣を打ち合った。
「な、何故だ!何故私と互角に…」
「教える奴がどこにいるかっ!」
「わ、私は、負けるわけには。」
「勝手に負けてろ闇落ち勇者!嘲り野郎に付いていって牢獄とかにでも入ってろ!」
「がふっ!うっ、わた…しは…」
「よっしゃ!正義は勝ぁっつ!」
「「「「「「「え、ええええええええええええええてええええええええええええええええけええええええぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」」」」」」」
「おいおい、皆、うるさいぞ!」
「な、」
「な」
「ん」
「で」
「ゆ」
「う」
「しゃ」
「の」
「ひ」
「か」
「り」
「が」
「ま」
「け」
「た?」
「おおっ!凄い芸だな!何でってきかれたら…才能かな。キラッ」
「実也カッコ悪い。」
「うっさい!静かにしろ雄耀!」
「うっ!」
バタン!
「あ、《スキル反転》解除すんの忘れてた。」