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私のプロフィール画像

作者: 輝夜

私には将来を一緒に約束した幼なじみが居ます。


大学の受験で私は地元・彼は都会の大学を受かりしばしの間離れ離れになることになりました。


勿論普通なら彼の事を信じて待つのが当たり前かもしれません。


しかし!!

私の彼は、遊び人だったのです。


今までの学生生活もイケメンということも有り、ファンクラブが設置されるのも当たり前の日常でした。

なので、私が呼び出しを受けるのも日常茶飯事です。



そんな離れた彼の今彼女は…

「そっか。このユルフワちゃんが今度の新しい彼女なんだ。ありがとうきよちゃん。じゃ早速画像かえるね~」


「…あぁ、しかしお前も変わり者だよな。

元?彼の今彼女の画像よこせっていわれた時は何事かと思ったら、自分のプロフィール画像に設定するなんて。」


「うふふふ。みんなに紹介してあげてるだけだょ~?後願掛けみたいなものもかけてるの!!雅樹まさきには言わないでね。汐ちゃん」


「はいはい。どうせみようともしないでしょ。じゃ、次授業入ってるからそろそろ切るぞ。」


「は~ぃ。じゃね。汐ちゃんばいばい」ピッ


電話の相手はもう一人の幼なじみの汐ちゃん。

仲良し三人組で、汐ちゃんは私達のお兄ちゃんみたいな存在。(同い年だけどね)

相談ごともいつも汐ちゃんにしてる。


今回の事も汐ちゃんに相談して決めた事。

汐ちゃんは写真を見せることで諦めさせようと思ったみたいだが私はある賭をした。


それは、彼が帰ってくる4年間の間に今設定した。プロフィール画像が私の画像に戻ったら私の勝ち。


戻らなかったら、彼の勝ち。


戻ったら、そのまま、約束通り式を挙げて一緒になるつもり。


戻れなかったら今まで通り。


何とも気の長い話だと思うだろうが、片思いが長すぎると何とも思わなくなって来た。


さて、タイムリミットまで後一年…。


私のプロフィール画像はどうなっているか楽しみだ。

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