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三角関係  作者: 小寺
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最後の日

私は小杉君に告白することにした。

なんとか別の友達伝いに小杉君に伝えることができた。昼休み、ちょっと緊張しながら体育館裏に行くとすでに小杉君がいた。小杉君はこっちを見てちょっと驚いた様子だった。ちょっと、足が震える。

「あの...」

その次の言葉がでない。

「えっと、自分で言うのもどうかと思うけど、告白?」

口がうまく動かないので、私は頭を縦にふった。



しばらく間があったあと、小杉君が口を開いた。



「ごめん、好きな人がいるんだ。」



え?声にならない驚き。ああ、自惚れすぎだったのかな、と後悔する。なにかもう全てが吹っ切れて恥ずかしさも緊張もなくなった。

「ちなみに、誰?」

「えっと、誰にも言わないで欲しいんだけど...」

「うん、絶対言わない。」

「1組の小寺君。」

え...まさか同性愛!?


でもそれも良い!

こうして私は腐女子に目覚めた。

その後小杉君とはそういうことを共有する仲になった。

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