6/7
ルイ16世の謎 ルイ16世の趣味
ルイ16世の趣味は、錠前づくりと読書とキツネ狩りです。
なぜ、錠前づくりが趣味なのかはよくわかりませんが、父親から教わったのだとか、王家代々の趣味という説もあるようです。一流の錠前づくりであった彼は後のフランス革命で多くの人の血を吸うことになるギロチンの改良に関わっていたとか、いないとか。
ルイ16世がどのような本を読んでいたのかは作中にはでてきませんが、書斎には、数学用の器具、手塗りの地図、海図、望遠鏡、六分儀座、錠前、太陽系儀、環状天球儀などがあったそうです。航海術にはなみなみならぬ関心をいだいていたと思われます。歴史や帝王学は当然として、啓蒙思想の本も読んでいたかもしれません。
狩猟といえば、馬に乗って、鉄砲をうつのですから、彼は決して愚鈍な人物ではなかったと思われます。