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ルイ16世の謎 マリーアントワネットの贅沢を黙認する
ベルサイユのばらでは、やたらとマリーアントワネットの贅沢が強調されていますが、ルイ16世が王位についたとき、フランスの財政はほぼ破綻していたようです。フランスの財政が傾いたのは、ベルサイユ宮殿などの建築であり、諸国との争いです。ただ、国民にはそれはわかりません。派手な贅沢をするマリーアントワネットが目立ってしまっているだけなのではないでしょうか。
ここで、ルイ16世が咎めるなり、なんなりすれば、また、変わっていたのかもしれません。
ルイ16性は真面目で優しく誠実な人柄であり、質素な質であったことが、さらにマリーアントワネットが国民に憎まれることとなったのではと思います。こう考えると、むしろルイ16世が暴君であった方が良かったのではとさえ思ってしまいます。