第八百九十七話『じぃっとしてらんにゃい性分にゃん(18)』
第八百九十七話『じぃっとしてらんにゃい性分にゃん(18)』
《にゃあんでウチらを眺めてんのにゃん?》
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『ごっほん』
「そ、そ、そりゃあ」
『目のやり場』
「なるもんが、ないもんで」
『仕方なく』
「なぁのわん」
「にゃん?」
《あんた、にゃにいってんのにゃん?》
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『あぁあ』
「ミアンが」
『フシギなもんを、
見つめるような目つき』
「でアタシを眺めてるのわん。
まっ。
しょうがないといえば、
しょうがないのわん。
なぁんせ、
自分でも口にしながら」
『んれだけじゃあ、
一心不乱の理由としては、
はなはだ心もとない』
「なぁんて、
痛感せざるを、
得なかったんだもん。
んでも、
なぁんもいわないよりは」
『ちったぁまし』
「なのわん、
ってことで。
アタシごジマンの」
『黄色い脳細胞』
「……じゃなくって」
『おしゃべりの底力』
「でもって、
なんとかのとか」
『煙に巻いて』
「を達成させちゃうのわぁん」
《巻けるのにゃん?》
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「ううんとぉ」
『煙に巻いて』
「ができる要素なんて、
んれっぽっちのぽっち、
もないんだけどさぁ。
……んまぁなんだ。
しちむつかしいこといえば、
一見」
『変態のなせる技』
「のようであっても、
実は」
『偶然の所作』
「といってもいい」
『行動美学』
「なもんで」
『なにとぞ、
了解を賜りたくそうろう、
なのわぁん』
「……ミーにゃん」
「なにわん?」
「んれって、
ひょっとして」
『煙に巻いて』
「したつもりにゃん?」
『うっ』
《と言葉をつまらせたもんで、つづくのにゃん》




