第八百八十九話『じぃっとしてらんにゃい性分にゃん(10)』
第八百八十九話『じぃっとしてらんにゃい性分にゃん(10)』
《ウチの出番にゃ》
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『あら』
「ずるいわ。
ミーナちゃんも、
ミアンちゃんも」
「イオラにゃん」
「ねぇ、ミアンちゃん。
一体いつになったら」
『ワタシの出番』
「が、くるのかしら」
「にゃん?
ええと、ええとぉ」
『ごめんにゃさい』
「実はにゃ」
『ネコにゃもんで』
「ころっ、
と忘れてたのにゃん」
「忘れ……そうよね。
しょうがないわよね」
『ネコなんだもの』
「そうにゃん。
しょうがにゃいんよ。
にゃあんせ」
『ネコにゃんにゃもん』
《ひらアヤマりしにゃがらも、お話の続きを始めるのにゃん》
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「んもう。
ミクリンったら、
ほぉんの少しでも、
近寄ってこようもんなら、
誰であろうと見境なく」
『殴って蹴って、
ぶっ飛ばして』
「るのわん」
「まさに手当たり次第にゃ。
相当」
『お熱くにゃってる』
「とみえるのにゃん」
『しょうがにゃい』
「んにゃら、
ここらへんで」
《どれ。軽ぅい腰でもあげようにゃん》
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『へっ?』
「一体全体、
なにする気なのわん?」
「モチ」
『ウチの出番』
「とにゃるのにゃん」
「出番って……。
もしもし、ミアン。
ミクリンはミクリんでも、
あぁんなにも、
手がつけられない」
『荒くれな乱暴もん』
「と化したミクリンなのに」
『どぉするおつもり』
「なのわぁん?」
《決まってるのにゃん……つづくのにゃん》




