第八百八十四話『じぃっとしてらんにゃい性分にゃん⑤』
第八百八十四話『じぃっとしてらんにゃい性分にゃん⑤』
《荒っぽいのは地中ネコにゃんよ》
∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽
『うわわわぁん!』
「と心から心へと拡がって、
あれよあれよ、という間に」
『群れ同士の抗争』
「へ、ってとこまで展開。
人間でいうところの」
『流血の大惨事』
「に、なぁんて、
流れになっちゃう、
ってわけ?」
「さっすがはミーにゃん」
『えっへん!』
「察しがいいのも、すかさずイバるのも、お見ん事にゃん》
∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽
「んな悲劇を」
『未然に防がなきゃ』
「ってんで」
『仲裁』
「に入ってるんだ。
ふぅぅん。
話に聞けば、
地中ネコの中でも、
ナワ張りを越えた」
『リーダー的存在』
「らしいんだけど、
やぁっぱ、
アタシに似て」
『さっすが』
「なのわん。
ミクリんったら、
予想をはるかに超えて、
なかなか頼もしい……」
ぼかすかぼかすか!
ぼかすかぼかすか!
『ミ、ミ、ミアン!』
「あれ見て。
ケンカなのわん。
ネコ同士のケンカが、
おっ始まってるのわん!」
《やぁっぱにゃん》
∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽
「んまぁ」
『にゃるようににゃった』
「ってとこかにゃ」
「うん?」
「今しゃべった」
『ナワバリ』
「とか」
『自分たちの群れ』
「への思いとは別ににゃ。
地中ネコって、
そもそも、
荒っぽい性格にゃんよ」
『理屈や歴史がどうのこうの』
「よりもにゃ」
『強いもんの主張が正しい』
「と信じてやまにゃい」
『フシ』
「があるのにゃん」
《んれを聞いたミーにゃんの目に……つづくのにゃん》




