第八百八十三話『じぃっとしてらんにゃい性分にゃん④』
第八百八十三話『じぃっとしてらんにゃい性分にゃん④』
《ほんのちょっと『心ゆくまで』にゃん》
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「ミーにゃん。
ほら。
あれをご覧にゃさい」
「うん?」
くるりっ。
『うわん!』
「アタシたちのミクリんが、
なんとまぁ」
『一触即発』
「しそうに向かい合って、
お互いをニラみつけてる、
いかにも敵対してる、
っていった感じの」
『二つの地中ネコ群団』
「の間に、
ぱかっ、
と割って入っているのわん」
《もしもし。タマゴのカラじゃにゃいんよ》
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「ウチもにゃ。
ミクリにゃんのとこへ、
遊びに行く際、
たびたび、
目にするのにゃけれども」
『地中ネコのナワ張り争い』
「って、けっこう」
『熾烈』
「にゃんよ。
聞けば、
どの地中ネコも」
『ほんのちょっと、
でもいいもんで、
自分たちのエリアを、
心ゆくまで、
拡げるのにゃん』
「っていう、
にゃあんともネコらしい」
『矛盾した使命感』
「に、
燃えに燃えてる、
っていう点では、
おんにゃじらしくってにゃ。
常日頃から」
『どこからどこまでが』
「っていう」
『線引き』
「をめぐって、
もめにもめてるんにゃと。
にゃもんで、
いったん誰かの心に、
火がつきようもんにゃら、
たちまちのうちに」
《どうにゃるん? モチ、つづくのにゃん》




