第八百八十話『じぃっとしてらんにゃい性分(しょうぶん)にゃん①』
第八百八十話『じぃっとしてらんにゃい性分にゃん①』
《ネコにゃもんで》
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「ウチもにゃ」
じいっ。
「とにゃんて、
してらんにゃい」
『性分』
「にゃんよ」
「んだっけ?」
《ミーにゃん。ネコを信じるもんは救われるのにゃんよ》
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「んれが証拠にほら、にゃ」
じとぉっ。
「って、
むしむし、じめじめ、
してる陽気なもんで」
『肉球が汗をかいてる』
「のを」
『にゃんにゃん、
イヤがってる』
「だけなのわん!」
《んれにゃってネコを信じるもんは救われるのにゃんよ》
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『じぃっ、
としてらんにゃい性分』
「なるもんを、
ネコが、
マジのマジ
に」
『理解しようにゃん』
「とするのならね。
まず手始めとして」
『じぃっ、
としてられる性分』
「なるもんを、
知る必要があるのわん」
『にゃん?』
《あんた、いきにゃり、にゃにいい出すのにゃん?》
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「ってなわけでね。
んれからアタシが」
『模範』
「を示すもんで」
『大いに』
「が、つくくらい、
参考にするがいいのわん」
『にゃん?』
「いいから、
黙って、ううん、
おしゃべりして、
ついてくればいいのわん」
《一体どこでにゃにをする気にゃん?》
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じぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃっ。
「ほらほら。
判る? ミアン。
アタシったら、
あたかも、
硬直したかのように」
『眺める』
「という行動に、
余念がないのわん」
「あのにゃあ」
「まったくもって、
ホントのホントに、
んれを」
『じぃっ、
としてられる性分』
「といわずに、
なにが」
『じぃっ、
としてられる性分』
「なのわん、
って、
どこの誰にでも、
豪語できる、
立派すぎるくらい立派な」
『じぃっ、
としてられる性分』
「をモノの見ん事に、
さらけ出してんのわぁん」
《ミーにゃん……はあぁ……つづくのにゃん》




