第八百八話『お話に入る前の出来事にゃん②』
第八百八話『お話に入る前の出来事にゃん②』
《にゃもんで、まぁったり、とにゃん》
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「今が」
『お話に入る前』
「なのはいいとしてさ。
かんじんかなめ、な」
『本編のお話』
「って一体、
どぉんな内容なのわん?」
「んにゃにあせらにゃくても。
回を追えば、
自然の然、
と判るのにゃよ」
「うふっ。
早い話が」
『見てのお楽しみ』
『読んでのお楽しみ』
「ってとこかしら」
「イオラにゃん。
ウチらのおしゃべりで、
いっくらにゃんでも、
んれは」
「とミアンが抗議をするのも、
もっとも、なのわん」
「にゃん?」
「アタシごジマンの」
『黄色い脳細胞』
「が弾き出した」
『万馬券予想』
「が正しければ」
『開けてびっくり玉手箱』
「くらいに、
すごいもん、
……だったりして。
ねっ。ミアン」
『あのにゃあ』
「ミーにゃんもイオラにゃんも、
お話に入る前から」
『ネコにプレッシャー』
「にゃんぞかけて、
どうすんのにゃん?」
《今にゃからこそ、くつろぎを……ふわああぁぁんにゃ》
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すやすや。すやすや。
「はっ!」
がばっ。
「はて?」
きょろきょろ。
きょろきょろ。
「ここはどこにゃん?
でもってウチは……」
『ミアンにゃん!』
《にゃあんて我に返って叫んでみたら……つづくのにゃん》