第八百七十九話『ウチの限界にゃん⑨』
第八百七十九話『ウチの限界にゃん⑨』
《にゃにはにゃくても決め手は、んれにゃん》
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「ウチと長年、
暮らしていにゃがら、
いまにゃに」
『ネコ』
「をあまりよく知らにゃい」
『ミーにゃんの底の浅さ』
「が」
『明々白々(めいめいはくはく)、
と、
うきぼりのぼり』
「とにゃったもんで」
《『釣りぼり』じゃにゃいんよ》
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「まずは」
『よもぎダンゴ』
「から、やり直しにゃんよ」
『へっ?』
「なぁんでまた」
『よもぎダンゴ』
「なのわん?」
「とかにゃんとか」
『常識にゃんぞに、
とらわれてる場合』
「じゃにゃいのにゃん」
《グルメネコに『よもぎダンゴ』は、つきもん、と覚えてにゃ》
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「んでもって」
『よもぎダンゴ』
「とくればミムカにゃん。
にゃもんでミーにゃん。
すぐさま」
『おすそ分け』
「してもらいに、
行くにゃんよぉっ!」
「えっ。
ええと、ええとぉ。
アタシも?」
「にゃあに」
『寝言』
「いってんのにゃん?
たぁった今の今から」
『修行の始まり』
「にゃんよぉっ!」
たったったったったっ。
「ふぅぅん。
……修行かぁ。
……修行ねぇ。
……んまぁ、
そういうことなら、
って」
『ま、待て。
待つのわぁん!』
ぱたぱたぱた。
『どうせ行くのなら、
おしゃべりでもしながら、
ゆぅっくりのくり、
と行こう、なのわぁん』
《にゃに寝言を。ネコの修行といえど、きびしいもんにゃんよ》




