第八百七十話『ミーにゃんの限界にゃん⑦』
第八百七十話『ミーにゃんの限界にゃん⑦』
《とんでもフィナーレにゃん》
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「……んねぇ、ミアン」
「にゃに? ミーにゃん」
「とめどもなく、な感じに」
『心の底から、
湧きあがってくる言葉』
「があるのわん。
なもんでこの際、
心ゆくまで、
ぶちまけてもいいのわん?」
「と聞かれてもにゃあ。
にゃあんのことにゃのか、
さぁっぱりのぱり、
……ってほどでも、
にゃいのにゃけれども。
んまぁほかにゃらにゅ、
親友のミーにゃんが」
『心の底から』
「というのにゃら」
『喜んで聞かせて』
「もらうとするのにゃん」
「んなら、いっくよぉ」
《よもや想定内と想定外の展開が待ち受けていようとはにゃ》
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『こらああぁぁっ!』
《んにゃ。こっちは『想定内』にゃん》
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「……しめしめ。
んれだけ絶叫すれば、
たとえネコであろうと、
ミアンも」
『自分の非』
「に気がつくのに、
チガいな……あれっ?
あれれれっ?
なぁんか」
『めまい』
「らしきもんがぁ……」
ぱたぱたよろよろっ。
ぱたぱたよろよろっ。
よろよろよろよろっ。
「し、し、しかも、
翅まで動かなくなって……」
ひゅうぅっ、ぺちっ。
《にゃあんとまぁ。こっちは『想定外』にゃん》
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「見ん事、
真っ逆さまに墜落にゃん」
『さっすがはミーにゃん』
「んにゃにも気を失うほど」
『限界も限界』
「って誰もが認める、
ぎりぎりのぎり、
まで、
声を張りあげるにゃんて」
《まっこと『アタシの限界説』にふさわしいフィナーレにゃん》




