第八百六十六話『ミーにゃんの限界にゃん③』
第八百六十六話『ミーにゃんの限界にゃん③』
《しどろもどろ、っぽいのにゃん》
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「ええと、ええとぉ。
あのねそのね、
このねどのね、
きのねなのね、って」
『アタシったら、
いつまでやってんのわん?』
「とかなんとか、
自分で自分に、
あきれて」
『きゃははっ』
「とか笑っちゃうのは、
あとでもできるから、
どこぞに置いておくとして。
……ねぇ。ミアン。
今しゃべった」
『さぁてとにゃ』
「お日さまも、
お高くにゃってきたもんで」
『ミーにゃん。
そろそろ、
遊びに出かけようにゃん』
「へっ?」
《おや? 心にゃしか、ミーにゃんがあたふたしてんのにゃん》
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「ちょ、ちょ、
ちょいと待つのわん。
んの前に、
今しゃべった」
『アタシの限界説』
「なるもんが、
意味するところを」
『かんでふくめるように』
「っていういい回しが、
ぴぃったりのたり、
と当てはまるくらい、
ていねいにていねいに、
かみくだいてかみくだいて」
『ごっほん。
どうか、
聴かせてくれたまえ』
「なのわん」
《ミーにゃんたら、にゃあに気取ってんのにゃん?》
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「今しゃべった?
アレにゃったら」
『特に意味はにゃいんよ』
《ネコらしく、ばぁっさりのさり、と切り捨てにゃん》
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「へっ?」
『意味がないのわん?』
「んにゃ」
『意味がにゃいんよ』
《またもや、ばぁっさりのさり、にゃもんで、つづくのにゃん》




