第八百六十五話『ミーにゃんの限界にゃん②』
第八百六十五話『ミーにゃんの限界にゃん②』
《ミーにゃんに『孤高の妖精』は、ちと無理にゃん》
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「ありすぎた中でも」
『一番にあげる』
「としたらぁ。
やぁっぱ、あれかなぁ」
『自分勝手』
「しちゃうとこかなぁ」
『独断専行』
「しすぎちゃうのは、
毎度おなじみ、だしぃ。
ややもすれば」
《にゃんにゃの?》
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『孤高な妖精』
「っていう一面も、
出てたりしてぇ」
《無理無理。にゃあんて、あんた、さみしがり屋さんにゃもん》
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「ふぅぅむ。
こうやって、
一つ一つ想い出してみると、
アタシって、
恐れ多くも」
『ミーにゃん同盟のリーダー』
「でありながら」
『ひとり浮いた存在』
「なのかもなぁ。
となるとぉ」
『限界あり』
「っていうのだって、
まんざら」
『でたらめでもない』
「ような気が……」
『はっ!』
「そっかぁ」
『ここいらで心機一転。
和気あいあいの場を、
ご自分から積極的に、
もうける努力をしにゃいと、
やがては、
誰ひとりして、
「声をかけて」
くれにゃくにゃる、
……そう。いわば、
「のけもん扱い」
の目にあわにゃいとも、
かぎらにゃいんよ』
「なぁんて暗示を、
ミアンがしてくれたのかも。
よぉし。
確かめてみよう、っと」
《相も変わらず長い『ひとりごとのぶつぶつ』にゃん》
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「にゃもんで」
『ふわああぁぁにゃ』
「ってダメなのわん」
『大あくび』
「なんぞしちゃったら、
アタシが確かめるまもなく」
すやすやすや。
「……やれやれ」
『時すでに遅し』
「なのわん。
しょせんはネコは、
どこまでいってもネコ」
『なるようにしか、
ならない』
「のを、こっちが」
『覚悟』
「して、
おしゃべりを続ける以外、
前に進む道はないのわぁん」
《にゃもんで、つづくのにゃん》




