第八百五十三話『ふたり仲良く石牢(いしろう)送りにゃん(18)』
第八百五十三話『ふたり仲良く石牢送りにゃん(18)』
《でもって大精霊のイオラにゃんも息切れにゃん》
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「ほら。
こうやってでもいなきゃ、
ホントにホント」
『立っているのが、やっと』
「のありさま、なの」
どがどがどがっ!
どがどがどがっ!
『はぁはぁはぁ』
「ど、どぉ? ミアンちゃん。
ミーナちゃんに続いて、
十二分に」
『ワタシのか弱さ』
「も判ってくれたかしら?」
《とネコ相手にまたしても無理をいわれてもにゃあ》
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「イオラにゃん。
ネコの目にはにゃ。
ばぁっちしのちし、
に」
『ゴーレムが力いっぱい、
地団駄踏んでる』
「としか、
映らにゃいのにゃけれども」
『あり得ないわぁ!』
「見てのとおり、
息切れするくらい」
『努力を惜しまなかった』
「のよ。
なのに、なのに、
ああどうしてなのかしら。
一体なにがどぉ、
おかしくっておかしくって、
そんな結論が」
『お口から飛び出してくる』
「っていうのかしら」
《あんたも『努力を惜しまにゃかった』部分じゃにゃあい?》
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「ホントにホント、
うらやましくにゃるくらい」
『仲の良い親子』
「にゃん」
『てへっ』
『うふっ』
「……なぁんて」
『創造主と造り子』
「からなる親子で」
『照れてん場合じゃあ、
断じてないのわぁん!』
「そ、そうね」
『まぁ大変!』
「って、
あとあと泣きを見ても」
『フシギでもなんでもない』
「ほどに、
あやうく、
ミアンちゃんの仕掛けた」
『あまいあまぁいワナ』
「にネコまんま、
と引っかかるところ、
だったわぁ」
《イオラにゃんまでネコまんまにゃんて……つづくのにゃん》




