第八百五十二話『ふたり仲良く石牢(いしろう)送りにゃん(17)』
第八百五十二話『ふたり仲良く石牢送りにゃん(17)』
《妖精のミーにゃんが息切れにゃん》
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「んなんじゃあ、
なぁんの証明にも、
ならないのわぁん!
やぁっぱ」
『アタシはミーナ』
「なら、
こうでなくっちゃあ」
びゅううぅぅん!
くるりっ。
びゅううぅぅん!
くるりっ。
びゅううぅぅん!
『はぁはぁはぁ』
「ど、どぉ? ミアン。
十二分に」
『アタシの弱さ』
「を思い知ったのわぁん?」
《とネコ相手に無理をいわれてもにゃあ》
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『ミーにゃん』
「ネコの目にはにゃ。
はぁっきりのきり、
と」
『力いっぱい、
縦横無尽に飛び回ってる』
「としか、
映らにゃいのにゃけれども」
『んなアホなぁ!』
「見てのとおり、
息切れするくらい」
『努力を惜しまなかった』
「のにぃ。
一体なにがどぉ、
おかしくっておかしくって、
んな結論が」
『お口から飛び出してくる』
「っていうのわぁん」
《『努力を惜しまにゃかった』部分じゃにゃあい?》
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『はいはいはいっ!』
「イオラにゃん」
《張り切ってんにゃあ。お次はワタシの番といわんばかりにゃ》
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「ミアンちゃん。
見て判らないかしら。
ワタシだって、
いつにないほど」
『弱々しく』
「なってるのよ」
《どっこがにゃん? ……つづくのにゃん》




