第八百五十一話『ふたり仲良く石牢(いしろう)送りにゃん(16)』
第八百五十一話『ふたり仲良く石牢送りにゃん(16)』
《元気も元気。大元気にゃんよ》
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『ちっ』
「元気が、
どうのこうの、と。
いっくら」
『自分が元気だから』
「っていったって、
まったくもって、
ほとほと」
『元気んなヤツ』
「なのわぁん」
『にゃにゃんと!』
「んにゃ使い方、
合ってるのにゃん?」
《返事を待つ間もにゃく、お話の続きを始めるのにゃん》
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「アタシもイオラも、
ずぅっ、と、の、
ずぅっ、と」
『石牢』
「なんかに」
『閉じこめられてた』
「もんだからさぁ。
……特に、
アタシなんて、ほら。
ミアンだって判るのわん。
どれくらい」
『弱々しく』
「なってしまってるか、
って」
「そうにゃん?」
『うわん!』
「いかにも」
『んにゃの、
ネコに、
判ってたまるもんかにゃ』
「って、いわんばかりの、
顔つきなのわん。
んなら、しょうがない。
たぁった今の今、
実演して、
お目にかけちゃうのわぁん」
ぱたぱたぱっ!
くるりっ。
ぱたぱたぱっ!
くるりっ。
ぱたぱたぱっ!
くるりっ。
「ええいっ!
なにやってんのわん、
ミーナ」
『まだるっこしすぎるにも、
ほどがあるのわぁん!』
《自分で自分をしからにゃくっても……つづくのにゃん》




