第八百四十八話『ふたり仲良く石牢(いしろう)送りにゃん(13)』
第八百四十八話『ふたり仲良く石牢送りにゃん(13)』
《ネコといえども、ムキににゃったら負けにゃんよ》
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『なるほどなるほど』
「……って、にゃに」
『迷探偵ミーにゃん』
「みたいに」
『すべての謎が、
つまびらかにされたのわん』
「といわんばかりの、
お顔に、
にゃってんのにゃん?」
「もちろん」
『すべての謎が、
つまびらかにされた』
「からです。
……そうでしたか。
だからミアンさんも」
『りんごの皮ムキ』
「を手伝っては、
くれないんですね」
「ネイルにゃん……」
《にゃんといっていいやら……お話の続きを始めるのにゃん》
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イライラ。イライラ。
『うわんうわんうわぁん!』
『ああんああんああぁん!』
「なぁんもかもが、
終わった今でも」
「いいえ、ミーナちゃん。
終わった今だからこそ、
じゃないかしら」
「うん」
『腹が立って立って』
「しょうがないのわぁん」
《んにゃら、横ににゃっておネムすればいいのにゃん》
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『断じて、
あり得ない……ううん。
あってはならないのわん』
「アタシたちとあろうもんが」
『なぁんの反応も示さず、
ただそこにいるだけ、の、
ネクラっぽい大岩たち』
「を相手に十日間もの間」
『たたいたりわめいたり』
「するのが」
『せいぜい』
「だった、なんて」
『ちぃっくしょう!』
「って、
心の底から、
こみあげてきた、んの怒り。
一体どこに、
ぶちまけたら」
「そうね。
一体どこに、
ぶちまけたらいいのかしら」
《ゴミ箱でも用意するのにゃん? ……つづくのにゃん》




