第八百四十七話『ふたり仲良く石牢(いしろう)送りにゃん(12)』
第八百四十七話『ふたり仲良く石牢送りにゃん(12)』
《モノすっごいお方にゃん》
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くるりっ。
『今の、
ミアンも聞いたよね?』
《はて? ミーにゃんったら、にゃにやらジマンげにゃん》
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「アタシってぇもんは、
こぉんなのと十日も、
ふたりっきりのきり、
だったっていうのに、
なぁんも気づかず、
平然の然、
な心持ちで」
『出せぇっ!
出しやがれぇっ!』
「なぁんて、
仲良し小好しで、
息も声もそろえて」
『血迷ったかのごとく、
騒いでいたのわぁん』
「ミーにゃん。
あんたも相当にゃ」
『モノすっごいお方』
「にゃん」
『えっへん!』
「んにゃもんでも、
イバるのにゃん?」
《『子は親の鏡』と、つくづく思い知らされたのにゃん》
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『ものすっごいお方』
「は、ともかく。
……とかなんとか、
とりあえずは」
『けんそん』
「しておくとしてね」
《けんそんしてんのにゃん》
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「ホントのホント、
困ったもんなのわん」
『石牢送り』
「なんぞという、
ひどくてひどい目になんて、
あわせといて、
ただですむと思ったら」
『大マチガいのコンコンチキ』
「なのわん」
「ホントよ。
一体ワタシたちを誰だと、
思っているのかしら」
「……ごっほん」
『ミーにゃんとイオラにゃん』
「うわん!」
「あらまっ!」
『正解なのわぁん!』
「ぶふっ」
『どぉんにゃもんにゃいっ!』
「んにゃもん、
ネコにしたってにゃ」
『軽ぅい難問』
「でしかにゃいんよ。
……って」
『にゃあんとまぁ』
「知らず知らずの間に、
ウチまで」
『ジマンげ』
「にゃん」
《んにゃら反省の意味もこめて、つづくのにゃん》




