第八百四十話『ふたり仲良く石牢(いしろう)送りにゃん⑤』
第八百四十話『ふたり仲良く石牢送りにゃん⑤』
《恒例にゃん》
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『初めてお逢いしてから、
今日に至るまで』
「という何万年にも及ぶ歳月。
気の遠くなるような」
『時の流れ』
「の中で」
『大精霊ともあろうお方が』
「とワタクシのみならず、
誰もが、
目をそむけたくなる」
『不祥事』
「を、
一度や二度、ならまだしも、
三度や四度、もなんのその、
と、
さらに、
えんえん、
と、しょうこりもなく、
……ごっほん。
お姉さまの言葉をそのまま、
借りるのであれば」
『花開くその日まで、
地道にコツコツ』
「と、お続けなさいました」
《どうしようもにゃあ》
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「それでも最初の頃は」
『神霊ガムラさまから、
直々(じきじき)のお叱り』
「ですんでいたのです。
しかしながら、
ああも繰り返されては。
やはり、
もっともぉっと強い」
『こらしめ』
「が必要、
ということで」
『石牢送り』
「が始まりまして。
以来、それが定着。
今や、
……情けなくもありますが」
『恒例となりました』
「感のある処罰となっています」
「んにゃ。
ウチもイオラにゃんから、
聞いたことがあるのにゃん」
「そして、今回またもや」
『ミアンさんにおたずねします』
「イオラお姉さまを除く、
(ワタクシを含む)五大精霊が、
会議によって採決した」
『石牢送り』
「ワタクシとしては、
今でも」
『やむを得なかった』
「と考えますが、
いかがですか?」
《モチ、返事は決まってるもんで、つづくのにゃん》




