第八百三十五話『こぉんにゃ意味があったのにゃん(16)』
第八百三十五話『こぉんにゃ意味があったのにゃん(16)』
《今回のお話も『背番号16』で、にゃんとかおしまいにゃん》
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『ちょいと待つのわぁん!』
「んで?」
「んで? とはにゃんぞや?」
「誰がその」
『ひつまぶし』
「とやらを、
これから造るのわん?」
「にゃあんでまた、
んにゃ成り行きに、
にゃるのにゃん?」
「ふん。
おとぼけも、
たいがいにするのわん。
どうせ自分が食べたくって、
んな夢を見たのに、
決まってるのわん」
『ふにゃん!』
《にゃあんとまぁ『驚き、桃の木、山椒の木』にゃん》
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『さっすがはミーにゃん』
「バレバレのバレ、
にゃったとは。
いや、実はにゃ。
そこが問題にゃんよ。
一体、
誰が造ってくれるものやら。
……やぁっぱ」
『困った時のイオラにゃん』
「にでもすがるしか」
『ご安心ください!』
もくもく。もくもく。
『ふにゃん!』
『うわん!』
「ミアン。
急に床から白煙が」
「はて?
良くも悪くも」
『聞き知った声』
「のようにゃ気がして」
『ネコの背筋』
「に、
ぞぞぞ、
と寒気を、
覚えるのにゃけれども」
『とんでもありません!』
ぱっ!
『愛』
「は、ですね。
たとえ、
はた目には、
冷たく見えたとしても、
実はどこまでもどこまでも、
やさしく、
あたたかいのですよ」
『私を見れば、一目瞭然』
「じゃないですか」
《どこがにゃん?》
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『ミリアにゃん!』
『ミリアん!』
「お待たせしました」
『ならば、私みずからが』
「腕まくり、してでも」
《ネコのあんたが? シャツでも着るのにゃん?》
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「かの」
『ひつまぶし』
「とやらを、
あっつあつのあつ、
にできあがらせて、
必ず身も心も」
『幸せ』
「にしてご覧にいれます!」
『……ミーにゃん』
『……うん』
「出るかなぁ出るかなぁ、
なぁんて怖れていたら、
ホントのホントに、
出てきやがったのわぁん」
《やぁっぱにゃ。『幸せ』の言葉に食らいついてきたのにゃん》




