第八百二十九話『こぉんにゃ意味があったのにゃん(10)』
第八百二十九話『こぉんにゃ意味があったのにゃん(10)』
《ウチら『真田10勇士』にゃん! って知ってるのにゃん?》
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「訪れたって、
なにが、なのわん?」
「にゃにが、
というよりも、
誰が、にゃ」
「んだからぁ」
イライラ。
「一体どこの誰なのわん?」
「まぁまぁ。
別にじらしてるわけでも、
にゃんでもにゃくって」
「んなら」
『とっとと早く話しやがれ』
「なのわん」
「とっとと早くいっても、
おそくいっても、
待ちに待ってたお方の」
『妻』
「とにゃられるお相手が、
にゃんよ」
「へっ?
……なぁんか、
思いもよらぬ展開なのわん」
「んにゃ。
しゃべってるウチもにゃん」
『こらっ!』
《ネコにゃもんで》
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「当然にゃがら」
『一緒に暮らす』
「ようににゃったもんで」
『ひとり暮らし』
「にゃった頃とは一変にゃ」
『んまぁ、
そうなるんだろうなぁ』
「って、
こればっかは、
さしものアタシも、
こくこく、
と、
うなずくしかないのわん」
「んれまで続けてきた」
『ひとりぽっちの、
さみしい生き方』
「とは」
『おさらば』
「してにゃ」
『ふたりで支え合う、
新しい生き方』
「を始めたのにゃん。
……ぶふっ。
ミーにゃん。
いいと思わにゃい?
にゃあって、
夢にまで見た」
『食卓に並べられた、
数々のおいしい食事』
「にゃって、
現実のモノとにゃるんよ。
ましてや」
『大好きにゃ妻と一緒に』
「にゃんて」
『ちょいと待つのわん』
《ミーにゃんから『待った』がかかっては、つづくのにゃん》




