表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
19/100

第八百十九話『お話に入る前の出来事にゃんオマケ⑤』

 第八百十九話『お話に入る前の出来事にゃんオマケ⑤』


《⑤番街へと行ったのにゃん?》


 ∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽


『はっ!』


「だとすれば、よ」


『ほとぼりがさめるまで』


「精霊の間に、

 引っこんでる理由なんて、

 んれっぽっちもないじゃん」


《にゃもんで、おとにゃくしてたのにゃん》


 ∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽


「っていうか、

 今のままじゃあ、

 まるで、みずから」


『アタシが加害者なのわん』


「っていってるみたいなもん。

 まずいっ。まずいのわん。

 今からでも遅くないもんで」


『なぁんのことやら、

 さぁっぱりのぱり、

 なのわん』


「といわんばかりに、

 自由にお出かけして、

 でもって、

 お空を飛び回ったほうが」


『ちょっと、ミーナちゃん』


《おや? イオラにゃんから、お声がかかったのにゃん》


 ∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽


「こっちへ、

 来てくれないかしら。

 あなたに」


『どうしても会いたい』


「って、

 出入り口に、

 老若男女たくさんの方々が」

「へっ?」

「なんでも」


『災害発生当時の状況を、

 つつみもらさず知ってるぞ』

『逃げようたって、

 逃がさないわよ』


「とかなんとか、

 そりゃあもう、

 エラい剣幕で。

 窓口変わってもらうから、

 お願いね」


 ずずずっ。


「とまぁ」


『逃げそこねた右腕』


「をつかんで引きずられても、

 アタシには」


『身に覚えがないもんは、

 どうしようも』


「って、

 いいわけすんのが、

 精いっぱい。

 なのに、

 ああそれなのに、

 それなのに」


『つかんだ手を離して』


「は、

 もらえそうにないもんで」


『ミアン、助けてなのわぁん!』


 ずずずっ。


「にゃら」


『行ってらっしゃいませにゃん』


《んれじゃあ、いよいよ……つづくのにゃん》


評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ