第八百十八話『お話に入る前の出来事にゃんオマケ④』
第八百十八話『お話に入る前の出来事にゃんオマケ④』
《④してしかばね……ぶるぶるっ。縁起でもにゃい》
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「とにもかくにも、
爆発に巻きこまれたのわん。
でもって、
んの原因となったのもまた」
『ヌけ落ちた記憶の部分』
「のせい、って、
アタシごジマンの」
『黄色い脳細胞』
「が、やたら、
と心に訴えてくるもんで」
『実際に、
なにかしら、しでかした』
「っていう、
アタシがどんなに、
認めたくなくっても、
認めるしかない」
『認めて当たり前な結論』
「を、
認めざるを得ないのわぁん」
《早い話が、ミーにゃんも認めてんのにゃん》
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「にゃあ」
『一体にゃにを、
しでかしたのにゃん?』
「んだから」
『ヌけ落ちてる』
「んだってばぁ。
気がついてみたら」
『使い古された、
すりきれ雑巾』
「よりも、
ぼろぼろのぼろ、
な自分が」
『樹の枝に引っかかってた』
「っていうのが」
『アタシなりの真実』
「なのわぁん。
……って、
ちょいと待つのわん。
こうした多くの」
『身に覚えのない』
「状況を鑑みるに、
アタシは」
『加害者』
「というよりも、
むしろ」
『被害者』
「な線のほうが濃厚な気もぉ」
《ミーにゃんお得意の悪あがきにゃん……つづくのにゃん》