第八百十六話『お話に入る前の出来事にゃんオマケ②』
第八百十六話『お話に入る前の出来事にゃんオマケ②』
《恋も②度目にゃら……ともいうしにゃん》
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「つい二、三日前だったかなぁ。
アタシったら」
『イオラの森を、
大掃除するのわん!』
「なぁんて」
『いつになく張りきった』
「調子でもって」
『実際に、
なにかしら、しでかした』
「らしいのわん」
「にゃんにゃの?」
『なにかしら』
「とか」
「らしい』
「って。
まるっきりのきり、
に」
『ネコごと』
「じゃにゃいの」
『ちっちっちっ』
「とミアンの前で、
ここぞとばかりに、
ネコ差し指を、
フってみせたのは、
……なにをかくそう」
「にゃん?」
「ミアン」
『今は、んれが精いっぱい』
「なのわん」
《にゃあんともアニメチックにゃセリフにゃん》
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「別に」
『とぼけてる』
「とかじゃなくって。
どういった」
『奇跡』
「が災いしてなのか、
そこの記憶部分だけ、
すぅっぽりのぽり、
とヌけ落ちてるのわん」
「にゃったら」
『にゃあんもしてにゃい』
「っていう可能性にゃって」
「んれがねぇ」
『超大型級の爆発に、
巻きこまれた』
「っていうのは、
はぁっきりのきり、
と」
『身に覚えがある』
「のわん」
《にゃあんとまぁ……つづくのにゃん》