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拝啓、屍者の帝国より  作者: デューク・ブラックマン
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5 フェリシテとゾルターン

フェリシテの意外な面が見れます

フェリシテ心配させてゴメンねと僕が声を掛けるとあまり心配してません

ゾルターン殿もいましたから元気になられたなら早く稽古を再開しましょうね

と答えた

相変わらずきついなと思いつつ他愛も無い話をし僕は、その場を後にした。


ドンドンドンドンものすごい勢いでゾルターンの救護所のドアをノックするフェリシテの姿があった

何じゃ騒々しい聞こえとるわいブツブツ言いながらゾルターンがドアを開けるとゾルターン殿!アル様がアルフレート様が~涙に顔をクシャクシャにさせたフェリシテの姿にゾルターンはアル様に何か有ったのかと問いただすとフェリシテは元気になって嬉しくて嬉しくてお礼を言おうとおもって来たんです

全く脅かしおってまたアル様になにか起こったかと驚いて寿命が縮んだ思いがしたわい

まあここで立ち話も何じゃ奥で少し休まんか


ゾルターンはフェリシテを部屋に招き入れた


奥の部屋に進みフェリシテがソファーにかけるとゾルターンが手際よくお茶の支度をしてきた

ほれ冷めないうちに飲むがええとお茶を勧めて来た

いただきますとフェリシテがカップを手に取り口に近づけると甘く芳醇な香りが鼻をくすぐる

おいしい一言言うと、そうじゃろこれ特別に良いお茶なんじゃよゾルターンが答えた

それでゾル先生アル様のお加減はもう大丈夫なんですか?とフェリシテが尋ねた 

ああそれが心配じゃったんか、まあ問題ないんじゃないかのう

特別稽古とかで無理させなければ心配はいらんと思うんじゃよ

長い間お眠りになっていたから少しずつ体力が戻るように体動かすよう儂からもアル様に言っておくからお主も心配せんでええ

陛下にもそのようにお伝えしておくから近いうちまた稽古が再開されるじゃろ

稽古が再開という言葉にフェリシテは喜んでいるようだ

でわゾルターン殿、私はこれにて失礼する

フェリシテは、ソファーから立ち上がり、軽く会釈すると救護所を後にした

やれやれ本当に不器用じゃのう

まあこれでやっと静かになるか

では明日陛下にご報告しておくとするかのう



ほぼフェリシテとゾルターンの会話だけです

もう少しすると話が動き出します

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