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拝啓、屍者の帝国より  作者: デューク・ブラックマン
4/9

3 目覚め

やっと主人公が目を覚ましましたね 激しい展開はないのですが楽しんでください

一つしかなかった心臓の鼓動が2つになり細くスラリとした腕や足は筋肉が盛り上がり体もがっしりしたものに変化してきた

この変化にいち早く気がついたのはゾルターンだった

だが初めて見る変化に為す術もなく驚いていたが

しばらくすると変化が収まりいつの間にか元の体型へと戻っていた


うーんん・・・・頭がボーーっとする見慣れた天井が見える起き上がろうとすると アル様、気が付かれたのかのぅ だれかアル様が気が付かれたぞぃとゾルターンが声を上げた

ゾル先生一体何があったんですかとアルフレートはゾルターンに尋ねた


ゾルターンはアル様は半年ほど前突然倒れられて寝たきりじゃったんじゃよ

なんとか儂の魔術で命をつないでおったのじゃ

眠っておったら食事も摂れんのじゃからの

これで安心したわい

なにか食べたいものがあるじゃろう言ってみなさい


僕は思った食べたいものって・・う~んワイルドボアのステーキに肉と野菜のスープとパンくらいしか思いつかないあのとき食べ損なった食事だ


ゾル先生あの日の食事のメニューが良い倒れた日の食べたいと言った


直ぐにゾルターンはメイド長を呼びなにか話し込んでいるようだ


しばらくするとメイド長が食事用のワゴンを押して僕の寝室にやって来た


ワゴンの上には温かい食事が乗せられていたが僕の期待道理の食事ではなかった


アル様お食事をお持ちしましたとうやうやしく頭を下げテキパキと食事の支度がなされた。


豆とミンチ肉のスープと白パンにフルーツと言う組み合わせだ


ワイルドボアのステーキは?と僕が尋ねるとアル様は半年近くも寝たきりなんですから当分は消化の良いものをお召し上がりになってくださいとメイド長が答えた

ワイルドボアのステーキ食べたかったなぁ・・・


ワイルドボア・体長3m重さ2トン雑食性で大きな牙を持つ凶暴な魔獣

群れで行動することが多く単体での戦闘力はDランク冒険者相当だが群れになるとBランク冒険者2パーティーでの討伐が推奨されている

肉は美味でかなりの高値で取引されている


久々の食事を楽しく取りお腹が一杯になるとまた眠くなってきた


僕は別途に静かに横になりうつらうつらしていた

夜もふけ深夜を過ぎたあたりに机の引き出しがカタカタと音を立てていた

眠い目をこすりながらベットを出て机まで行くと引き出しの鍵をあけて中を見るとぼんやりと古びた本が光っていた

僕は本を手にとって見るとどこからともなく頭の中に声が聞こえた

やっと目覚めたんだね おかえり一瞬僕は戸惑ったがどこか知っているいや僕と同じ声だ

恐る恐る君は誰と尋ねると僕は君だよ覚えてないかい?と返事が帰ってきた

何のことだかわからず僕が戸惑っていると

さあ本を開いてごらんよ そこに答えはあるから

声に誘われるまま本を開くと淡い優しい光が体を包んだ


す~っと何かが体の中に入り込むような・・いや欠けていたパズルのピースがハメられていくような感じがした


持っていたほんの重さがすっと軽くなる感じがしたのでそこに目をやると

その本が淡い光とともに光の粒となって体の中に消えていった

僕はどうやってベットに戻ったかまでわからぬまま朝を迎えた


おはようございますアルフレート様おかげんはどうですかな?とゾルターンが部屋に入ってきた


おはようゾル先生、なんかとっても調子いいよ


今までのどんなときよりもずっと気分もいいと答えるとゾルターンはではお着替えされた後食堂で朝食を取りましよう


サルベージしたデータ移行に手間取りました

不定期ながら連載していきます

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