第2話 とある少女の挑戦状
この話はフィクションであり実際の話、人物とは関係ありません。
車を運転する際は交通ルールを守り、安全運転で行きましょう。
麻理「安全運転で行きましょ!」
真夜中の横浜峠
ブォォォォォォ
哲也は今夜も走っている。
哲也「毎日走らないと体がなまっちゃうからね。」
ブォォォォォン ヒュルルル
哲也「ん、なんか走ってくるぞ。なんだ?」
哲也が後ろを見ると...
哲也「なんだ...このワンエイティ!」
哲也が見たのは180SXだった!!
哲也「なんだよ、この色...派手過ぎるじゃないか...」
哲也「しかも...、RBエンジン!?」
そしてその180SXは...
パッ パッ パッ
哲也「ハッ!パッシングだ!」
謎の180SXはパッシングしてきたのだ!
哲也「面白い!バトルしてやる!!」
と、哲也は目を輝かせた。
しかし!180SXはすごい勢いで駆け抜けていった!!
哲也「あ?なんだよあれ...」
哲也は止まってしまった。
哲也「はぁ、速すぎるよあのワンエイティ。」
哲也はハァーとため息をついた。
次の日
哲也はとあるショップに行った。
松谷オート、チューン兼整備ショップである。
ここの店員である松谷友子は哲也の中学時代の同級生である。
友子「てっちゃん、いらっしゃい。」と友子は言った。
哲也「やあ、松谷。」
友子「元気ないね、どうしたの」
哲也「実はね...」
哲也は友子に昨日のことを話した。
友子「えぇ!?三色のワンエイティ!?」
哲也「そうなんだよ松谷、しかもRBエンジンだし、ハチロクじゃ勝てないよ。」
しかし友子は哲也にこう言った。
友子「大丈夫だよ!てっちゃん!ハチロクをちょっとだけ貸してくれる?」
哲也「おっ!松谷がそう言ってくれると頼もしい、いいよ!ぜひ、いいセッティングに仕上げてね!。」
友子「私もそのワンエイティに興味があるの、この私に任せなさい!」
哲也「ありがとう。じゃあ今夜みんなで集まろうか。」
友子「いいよ!じゃあ今夜、横浜峠で!。」
と友子が言うと哲也は帰った。
友子「さぁ、やるか!」
その時、
郵便屋「郵便でーす。」
友子「はーい。」
友子「誰からかな...はっ!、こっこれは!」
夜8時 横浜峠にて
哲也「みんなまだかなぁ。」
哲也は車を2台持っている。
1台はハチロクだがもう1台はスカイラインRS-Xインタークーラーターボである。
ブォォォォォ
哲也「おっ、この音は、V6エンジンだ、ということは...。」
そこに来た車は2台でシルバーのZ31とホワイトツートンのF31レパードだ。
キキィ バタン
?「おまたせ、てっちゃん。」??「遅くなってごめんね、待った?」
哲也「おう佐川、伊田。」
佐川由紀、伊田佳枝。
この2人はこのチームのメンバーであり前回、田浦の走り屋S15を追っかけ回した張本人達である。
由紀「元気そうだね。」
哲也「まあね。」
ブォォォォォ
そこに5台くらい車がやって来た。FC3S、Z10ソアラ、AE86トレノ、AE86レビン、セリカGT-FOURだ。
哲也「おっ、一気にやって来たな。」
ちなみこのチームのメンバーは男1人、女8人、リーダーだけが男というチームなのだ。
キキィ バタン
麻理「てっちゃん、おまたせ。遅くなってごめんね。」
哲也「大丈夫だよ、こっちもいきなり呼んでごめんね。」
美紀「おまたせ。」
哲也「よし、全員...あれまだ松谷が来てないな...?」
麗華「そうなの、まだ来てないみたい。」
この子の名前は鶴川麗華。白のZ10ソアラに乗っている。
実はまだ走り屋ではない。いつかS13を買う予定らしい。
そこに。
ブォォォォォ!
と4AGサウンドが聞こえてきた。
哲也のハチロクだ!
哲也「お、来たな。」
キキィ!バタン!
友子は急いでハチロクを降りて哲也のところに来た!
友子「てっちゃん!、この手紙!」
哲也「どれどれ...ハッ!これは!」
手紙にはこう書かれていた!
ーーハチロクのドライバーさんへーー
あなたとバトルしたい。
11月21日夜9時、赤城の下り1本
絶対に来てください。
ーー180SXのドライバー、大崎翔子。ーー
哲也「まさか!昨日の3色のワンエイティ!」
友子「そうみたいね。」
麻理「ねぇ、どうしたの。」
哲也「それはね,,,。」
哲也は昨日有ったことをすべて話した。
麻理「そういうことがあったんだ。」
哲也「そうなんだよ。そこでみんなにお願いが。」
麗華「お願いって?」
哲也「みんなで遠征しようということだよ。」
麻理「遠征?赤城に?」
哲也「そうだよ、みんなで赤城山に行くんだ。」
と、哲也は言った。
友子「それいいね!、みんなどう?」
全員「いいよー!」
哲也「よし!じゃあ明日磯子のヤマダ電機にあるガストで朝5時に集合だ!、いいね!」
こうして、明日の予定が決まった。
そして、よく朝。
AM4:40 ガストにて。
美紀「ふぅ、早く来ちゃったかな。」
絵理「大丈夫だよ、早く着いた方がいいからね。」
この子の名前は品川絵理。赤のセリカGT-FOURに乗っている。
その後、白いMR2と白黒のAE86レビンが来た。
友子「おまたせ~。」
千香「今来たよ~。」
絵理「あれ友子、千香といっしょだったんだ。」
友子「そうだよ。」
この子の名前は島千香。白黒のAE86レビンに乗っている。
そして、F31レパードもやって来た。
由香、佳枝、麗華「おまたせ。」
友子「あれ、今日は1台で来たんだ」
由香「そうだよ、車が多くてもなんだからね。」
そして86トレノがやって来た。
哲也「待たせたなぁ!(某ゲームキャラ風)」
麻理「お待たせ、待った?」
友子「大丈夫だよ。」
哲也「よし、全員そろったな!、よしじゃあ僕のハチロクについて走ってきて。」
友子「わかった。」
そして全車一斉にエンジンをかけ始める!。
ヒュルルルル ブォン!
推奨BGM@LOVE&MONEY ZA-ZA
哲也「よし、行くぞ!」
そして、哲也達は首都高速湾岸線、中央環状線、首都高速5号池袋線、東京外環自動車道を通して、関越自動車道に入る。
哲也「よし、いまから関越だ。」
麻理「あとどれくらいなの?」
哲也「ここから結構かかるから高坂SAで休憩しよう。」
麻理「わかった。」
そして高坂SAにて。
哲也「ふう、着いた。」
麗華「座りっぱなしで疲れた~。」
絵理「やっと埼玉だ。」
哲也「よし、先を急ごう!早く行かなきゃ夜になっちゃうから。」
全員「わかったー!」
そしてみんなは先を急いだ。
その後、早めについた哲也は走りこみをした。
PM7:20 赤城山
ブォォォォ!
モブ「来たぞぉ!」
モブ2「とうとう来たか。」
とうとう登場、YOKOHAMA ROAD RUNS。
その頃、頂上では...。
?「とうとう来たらしいよ。緊張してる?」
そこには、赤毛の少女とウグイス色の髪の女がいた。
?「大丈夫ですよ。智姉さん。」
この子が哲也を抜き去った大崎翔子である。
そして隣にいる子は斎藤智、翔子の母親がわりである。
ブォォォォォォ!
哲也達がスタート付近に来ると、たくさんのギャラリーが集結していた。
モブ男「いよいよだ。」
モブ子「あの小学生みたいな女の子の走りが見られるのね!」
モブ介「今日の試合は見とけよ、モブ太。」
モブ太「はい、モブ介さん。」
モブさ「あら~車がたくさんいるわ~。」
モブ音「モブさ、あまり見てるとからまれてしまいますよ。」
哲也「なんだこのギャラリー数は!」
麻理「それほど今夜のバトルの事が知れ渡ったということね。」
ブォォォォ キッ カチャ バン
車から哲也が降りてみるとそこには例の180SXがいた。
哲也「はじめまして、もしかして君が...」
翔子「私が大崎翔子だ。」
チームメンバー全員が唖然とした。
美紀「あの子があの最速の...」
由紀「美少女、大崎...翔子!?」
それも無理はない!どうみても小学生くらいの顔にしか見えないからだ!
哲也「僕は植本哲也、よろしく、ちょっと僕はチームのところに行って来るから...」
哲也は急いでチームのところに戻る。
哲也「よし、松谷、カウント頼む。」
友子「わかった。」
麻理「てっちゃん、大丈夫?」
麻理は心配そうに言った。
哲也「大丈夫だよ、心配しないで。それじゃ。」
哲也と翔子はスタート地点に車を並べた。
モブ二「いよいよ始まるぞぉ。」
モブ谷「赤城最速と横浜の走り屋のバトルか、楽しみだ。」
友子「カウントいきます!10、9、8」
ブォン!ヒュルル!
友子「7、6、5」
ウォン!ウォン!
友子「4、3、2、1、GO!」
ブォォォォ!ヒュルル
ブォォォォ!ウォン!
美紀「ついに始まった...」
麻理「てっちゃん勝てるかなぁ...」
智「あのハチロク、結構速そうだけど、大崎にかてるかは分からない。」
ブォォォォ!
終
忙しくて遅くなって申し訳ございません!
第3話はなるべく早くあげれるよう努力します!
哲也「いや~いよいよバトルかぁ!」
麻理「てっちゃん、無理しないでね!」
友子「というわけで次回、走り屋達の夢、第3話、スーパードライブ!お楽しみにね!」