表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
竜殺しの学園生活(爆笑)  作者: 佐藤 達也
4/37

第4話

同じ日に2話連続はドキドキですね。

第4話 めげない村人(女)

「うるさい。黙れ。息をするな。そのまま死ね」


速攻で毒を吐き、相手のやる気を削

「断る。私を旅に連れいけ」

げないだと?!


「弱い奴は連れて行っても直ぐに死ぬ。だから嫌だ」

「私は弱くない。あなたが規格外なだけだ。」

「黙れ雑魚。お前の反論なんて聞いていない」


誰が規格外だ。殺すぞ。


「お前ではない。ナナだ。」

「お前なんてお前で十分だ」

「ふぅ。まぁ、いい。あなたの名前は何?」

「俺の名前は言わない。理由は必要がないからだ。」


実際、共に何かをするわけではないしな。


「で、私を旅に連れて行ってはもらえないか?もう金がないからちょうど旅に出ようかと思っていたところだったんだ」

「断る」


知るか、そんなこと。俺には関係がない。


「いや、そこは『仕方ないから連れて行ってやるよ☆』っていうところでしょう?!何なのよあなたは」

「俺は俺だ。それ以外の何者でもない。お前を連れて行かないのは単にお前が弱いからだ。それを俺のせいにすんじゃねぇ」


ORZ←こんな感じで崩れ落ちる村人(女)もとい、ナナ。

WWWざまぁWWW


「そ、そんな。この私が弱いなどと言われるときがこようとは...」

「やーい。やーい。雑魚がー。俺は語尾に☆なんてつけないぞー」

ORZ←いまだにこんな体勢のナナ。


「...ならば、最後の手段だ。」


何?最後の手段だと?

......嫌な予感しかしない。


「私を連れて行かないというのなら、あなたにとても恥ずかしいキラキラ厨二病ネームをつけてやる。」

「.........なんだと?」


「そうだなぁ。例えば、『黒衣之姫騎士』なんてどうだ?」


まずい。俺が社会的に死ぬ。死んでしまう。


さて、と。どうやってこいつをここに置いていくか。

その前にこいつをプロファイリングしてみるか。


ふむ。精神力は中々。運動は...出来そうもない。

頭は最悪。考えるより先に動く典型的な脳筋。

痛い名前を考えるくらいしか脳が無い厨二患者。


あれ、こいつただの馬鹿じゃないか?

いや、ただの村人(女)だ。

これが同じ人なのか?

俺、なんか夢見すぎていたのか...

もう疲れたよパト〇ッシュ。


相変わらず部室で孤独な僕はもしかして、PCだけがお友達なのか?

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ